食の安全通信簿 36

36回目です。

色々な方面から「圧力」みたいな話も・・・・。(ウーン、ブログは更新させて下さいヨ・・・・・。)

考え方は理解出来るんですよ、ハイ。
A量販店が、ひそかに企画している「食品の安全度告知」のノウハウを、まだ取り組んでいない
B量販店に教えてやるようなものだ、という批判は・・・・・。
でもこの取り組みは、「食品業界全体のレベルアップ」に貢献出来る仕組みだと考えています。
決して特定の会社だけを応援しているものではありません。

先日、「食品の裏側」の著者、安部 司さんの講演会におじゃまする機会がありまして・・・・、
開演の前に少しお話を伺ったのですが、いわゆる「せっかく寝ている子を、起こさないで欲しい」
みたいなニュアンスは僕の耳にも入って来ますよとの事でした。

「食品業界」の「情報公開」はもう少し進めるべきだと思います。 色々な意味で・・・。

で、システムに興味を持たれた業界の方からいくつかのお問い合わせを頂いたのですが・・・。
同じような内容のお問い合わせが、いくつかありましたので、ブログでお答えしておきます。

①「インスペクター」と「現場の責任者」との間で、いわゆる「馴れ合い」が起こる可能性がある
 のではないか、とのご質問ですが・・・。

*3~4ヶ月毎に「インスペクター」が訪問して「製造現場の衛生管理の状態」をチェックしますが、
 毎回、同じ人間が訪問するとは限りません。 
 1回目はAさん、2回目はBさん、3回目はCさん、4回目にまたAさんというように、前回とは
 別の担当者が訪問する仕組みです。

(ここから先は、ちょっとノウハウなので詳細は書けませんが、チェックシートの詳細項目の中に、
 「前回のインスペクターの評価チェックに使用出来る項目」が、いくつか含まれています。
仮に、「不当に低い・あるいは高い」評価が与えられると、「インスペクター自身の評価」が下がる
システムになっています。 どの「インスペクター」が訪問しても、ほぼ同じ評価が出来る様に、
考えられている訳です。)

②「工場の、実際の作業時間に合わせての抜き打ち検査が、本当に可能なのか?」とのご質問
 ですが・・・・。

*結論から書きますと、充分に可能ですし、その様に行なわれています。
 業種によっては「早朝作業」や「夜間作業」が主体になっている工場がありますね。
 これは、初回の工場訪問の際の「ヒアリング」(聞き取り調査)で、把握出来ます。
 工場の稼動時間や、責任者のスケジュール、その他の必要要件をまず聞き取ります。
 同時に10日後くらいまでの予定を確認しておく訳です。
 2回目以降も同様ですね・・・・。 
 「抜き打ち検査」といっても、突然にドアを開けて、ズカズカと入って行く訳ではありません。
 電話やFAXで、一定期間(1週間~10日)後のスケジュールを確認して、「多分、そのあたりで
 訪問させて頂く事になると思います。」みたいなやりとりになります。 日時は明示しません。
 
 (例外的に、経営者の方からの依頼で「とにかく、誰にも言わずに、黙って来て欲しい。」と
 要望されるケースもある様ですが・・、ここまで来るには、最低でも1年以上かかっています。
 信頼関係が出来てからでないと、単なる「不審者」(笑)ですから・・・・。)

 あといくつか、ご質問の答えを書きたいのですが、長くなりそうなので・・・・、

 続きは、次回です。

             文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 35

35回目。 前回の続きを書いておきましょう。

スーパーの側からの「生活者に対しての告知」の件でした。
ところが・・・・、
実に見事に「その件に関してはもう少し伏せておいて下さい。」のメールがスーパーの担当者
から届きましたネ・・・、(ヤレヤレ・・・)。

これだけ気を使って、「固有名詞」を避けて書いているんですから、少しは書かせて欲しいんですが・・・・・・・・。

ま、「関東地方のスーパー」という事で、3回前から続いて書いているので・・・。
いいかな、ちょっと ヒント くらいは・・・。

スーパーの側からの「告知戦略」は色々な形で、出していく事が可能です。
「シール」 「チラシ」 「店内POP」 「ホームページ」 等々ですね。

「この製品は、数ヶ月毎に「第三者機関」が「衛生管理の状態」を検査し、「良好」と認定された
製造工場で製造されたものです。 安心してお買い求め下さい。」

みたいな感じの文章になるでしょうね・・・・・。
また、

「この製品を製造した工場の「衛生管理の状態」は、弊社のホームページから、ご覧頂く事が
出来ます。」

みたいな告知も可能になります。
(実は、もう少し進んだ「告知の方法」を企画しておられる量販店もあるのですが、これ以上は
 書けないので、このあたりで止めておきます・・・、残念ですが・・・。)

どちらにせよ、以前に書いた 「3つのキーワード」 の組み合わせになっていますネ。

キーワードは ①「情報の公開」②「トレーサビリティ」③「第三者の視点」 です。

特に、最初の「情報の公開」に関してはこれからの動きとして非常に注目される分野だと考えています。
今回も、某洋菓子メーカーの工場の生産再開にあたって、コンビニエンスストアの大手1社が、
独自の立ち入り検査を行なう方針を発表していました。

これまで、日本の食品業界の中で「メーカーの製造現場」は、全くの「ブラックボックス」であり、
「販売店の担当者」でさえも、「一度も見た事がない」という部分がありました。
今回の発表は、「販売者責任」という視点から、メーカーに対して「情報の公開」を求めた姿勢と
言えますし、「メーカーの製造現場まで立ち入り検査をして、自分たちが納得した上でしか、お客様
には、商品を販売しません。」という企業姿勢は「究極の販売者責任」として評価されてしかるべき
であろうと思います。

最後にもう一度、「TVニュースの映像」を挙げておきますので、ご覧下さい。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo

続きは次回です・・・・。

         文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 34

34回目。 前回の続きです・・・・。

前回は、「食の安全通信簿」の「データ」が作られるまでの話でした。
「関東地方のスーパー」の依頼で、博多・名古屋・秋田の3工場に「インスペクター」が訪問し、
「評価シート」と「目標設定シート」が送付されるところまでを書きました。

ここで、「システムに対する誤解」を避ける為に少し付け加えておきます。
①スーパーから工場に対しては、「フードチェーンの安心・安全の為の情報共有のお願い」という
 形での「依頼文」と、「システム内容のご紹介」の案内文が届くだけです。

(「弱いものイジメ」や「強制」のニュアンスで捉えられるとおかしな話になってしまいますので、
 このあたりの、伝達の仕方で、最初は苦労しました・・・、ハイ。)

②工場のサイドでは、「費用 対 効果」の視点からの選択になります。
 このあたりは、「13」 「14」 「15」 で書きました。
(最初は、6万円の費用が「高い」 「安い」の話になる事も多かったですね、正直な話・・・。
でも、「26」 「27」で書いた様に、「日本全国に情報発信をするチャンス」 「販売戦略としての
利用」の側面を理解する事が出来た会社は、システムの導入を決定します・・・。

実際の話、「この工場の製品は、非常に衛生管理の行き届いた工場で製造されています。」という
「第三者の視点での評価」が、インターネットを通じて、日本全国で見られる訳ですから・・・。 

これは余談ですが、関西地方のある会社の「データ」を「サンプル」として、中国地方の量販店で
見せた所、関西の会社宛に「商品のサンプル送付の依頼」が入って来て、ビックリされた経験が
あります。 「こんなに遠くの県から問い合わせが来たのは、初めてです!」との事でしたが、
現在の「情報」と「物流」を組み合わせて、「真面目に取り組んでいる人に光が当たるシステム」を
構築した狙いは、このあたりにある訳です。

で、話を少し戻します・・・。
博多・名古屋・秋田の各工場に送られた「データ」。
これは、各工場のいわば「個人情報」ですので、スーパーに対する対応も様々です。
「結果が出ました、見て下さい。」と、すぐに、送られる工場もありますし、「いやー、今回は、
色々と改善点が分かったので、これを参考にして・・・・・・、すみませんが、次回の分から送らせて
下さい。」なんていうのもあります。(笑)

「食の安全通信簿」の「システムの流れ」、ここまでは、ご理解を頂けましたか・・・・?

今回の話の中では、博多・名古屋・秋田の3工場だけでしたが、これと同じ事を「総ての商品」に
対して、徐々に拡大していく訳です・・・・。

経験から書きますと・・・、最初の数品目はスーパーからの「直接の依頼」、徐々に拡大していく
過程では「中間物流業者」さんとの協力体制、という例がほとんどです。
(中間物流業者さんにとっても、「自社で扱っている商品」の「他社との差別化」にとっては、
「第三者機関のお墨付き」は、格好の「販売ツール」になりますから・・・・。)

一方、スーパーでは、「生活者に対しての告知」の準備を始める訳ですが・・・・・・・。

すみません、長くなりすぎたので・・・、続きは次回です。

            文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 33

33回目です。

先日の「夕方のニュース番組」で、取り上げられて以来、アクセス数が増えている様です。

かなり長くなってきたので、このあたりで1回、「まとめ」を入れておきます。
このブログに、初めて来られた方の為の・・・・・・、簡単な「要約」です。

「食の安全通信簿」って何なの? っていうのを、まず書きます。

「食の安全通信簿」は、「食品の製造・加工現場の衛生状態」を、「第三者が立ち入りで検査」し、
「グラフ」や「表」のような「目に見える形」で「点数化」をして、ひとつのフードチェーン全体の
「食品の安心・安全」に貢献していこう、という試みです。

日本の食品業界では、初めての試みなので、「イメージがつかみにくい」と思われた方は、
「TVニュースの映像」をご覧下さい。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo

「全体のイメージ」は、理解して頂けましたか・・・?

例えば、あなたが関東地方に住んでいるとして、あなたの町にあるスーパーが、このシステムを
取り入れたとします・・・・。
話を簡単にする為に、そのスーパーでは3品目の食品を扱っていたと仮定しましょう。
「博多の明太子」 「名古屋のきしめん」 「秋田のきりたんぽ」の3品目です。

「食の安全通信簿」に依頼があると、全国各地の「協力会社」(このブログの「9」を、ご覧
下さい)から、「インスペクター」と呼ばれる検査員が各工場に出向きます。
博多の「明太子の工場」 名古屋の「きしめんの工場」 秋田の「きりたんぽの工場」の3カ所の
「データ」がこれで出来上がって来ます。
(具体的な「データ」を見たいと思われた方は、下のリンクのページへ、どうぞ。
一部ですが、匿名で公開してあります。)
↓↓↓

http://www.sfood.jp/

ページの中程の「検査結果統計資料」をクリックすると、「データの一部」を見て頂く事が出来ます。

出来上がった「3社のデータ」は「工場の衛生管理の状態」を「目に見える形に表したもの」です。

(この時点で満点を取れる工場は、少ないですし、又、満点を取る必要もありません。)

このあたりの考え方は「13」 「14」 「15」 あたりに書いておきました。
「検査費用の話」や、「検査を受ける事で生じるメリット」についても書いてあります。

次に、それぞれの会社の「データ」は、インターネット経由で、各会社に送られます。
詳細に、項目毎にチェックされた「評価シート」と、「改善目標」ごとに、色分けされた
「改善目標シート」です。

受け取った各会社では、それに「優先順位」を付けて、出来るところから取り組みを始める訳です。
「お金をかけなくても、すぐに明日から出来る項目」 「お金はかからないけれど、時間のかかる
項目」 「お金も時間もかかる項目」など、このあたり、各社の内容は色々です。

で、一定の期間(3~4カ月)を過ぎて、再度の「検査」で「改善の進捗状況」を「再チェック」して
いく、というサイクルになります。

ちょっと、長い文章になって来ていますね・・・・。
「データ」が、あなたの町のスーパーに送られる話や、あなたの目にとまる話は、次回に書く事に
しましょう・・・・・・。

               文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 32

32回目です。

今回は、「世間からの批判」と、それに対する「対抗手段」について書いておきます。
「危機管理の方法」と言い換えてもいいかも、知れません。

今回の「食品関連業界の一連の不祥事」に対して、「世間からの批判が集中した会社」と、
「批判は受けたがすぐに沈静化した会社」の二種類がありました。
この違いは、どこにあったのか、という話です・・・・・・。

いわゆる、「世間の視点」 「世間の判断基準」はどこにあったのでしょう・・・・・?

ちょっとひねくれた見方ですが、「仮説」を立てて検証してみましょう。

仮説①
「世間の多くの人は、「全力を尽くした上での失敗」や、「ベストを尽くしている事が明白な状況
にもかかわらず、事故が起こってしまった場合」に対しては、強い批判はしない。」

仮説②
「上記の条件を満たしている場合には、逆に擁護する側に立つ事を望む。」

とりあえずの「仮説」ですが、いかがでしょうか・・・?
この「仮説のモノサシ」で、今回の色々な会社の事例を測ってみると、何となく見えて来るものが、
ありませんか・・・?
とは言うものの、現在進行形の事例については、具体的な社名を書く訳にはいきません。

それでは、「過去の事例」を、このモノサシで測って、検証してみましょうか。
「○印乳業」の場合は、このモノサシでは、「NG」ですね。
とても「全力を尽くして・・・・。」なんていう状況では無かったと思えます。
で、結果として「世間の批判」が集中し、舞台に立ち続ける事が、出来ませんでした。

逆に、「グ○コ・森○事件」の場合は、「仮説②」が顕著になったケースでした。
全国のスーパー・コンビニの棚から商品が撤去され、「売り上げ」は激減。
「もうダメか。」と思われましたが、「世間」は擁護に回りました。

「1200円分」の商品をビニール袋に詰め、「1000円パック」と称して、社員が街頭に立ち、
「ご迷惑をかけておりますが、私たちはベストを尽くしています。 不正やゴマカシはありません。
私たちの製品を買って下さい。」と呼びかけました。
結果は、ご存知の通りです・・・・・。

「温故知新」という言葉がありますが、
過去の事例から何を学び、それに対してどんな行動をしたかを、「世間」は見ています。

で、あなたの会社はいかがでしょうか・・・・・・・。

キーワードは ①「情報の公開」②「トレーサビリティ」③「第三者の視点」 の3つです。

「食の安全通信簿」は、お手伝いが出来ると考えております。

続きは、次回です。

               文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 31

31回目です。

今回は、「システムを考える人間」の「視点」はどこを見ているのか、という話を書きます・・・。

私の中での「イメージ」としては、「プロの料理人」という感覚で捉えています。

生まれて初めて見る食材(例えば、「魚」)に出会った時に貴方はどんな反応をしますか・・・?
「あれ、こんな魚がいるんだ。」とか「ふーん、これって食べられるのか。」が普通の人の反応。
大抵の人は、ここまでで止まってしまいます。

プロの料理人は、違います。 瞬間的に「イメージ」を作る事が出来ます。
「まず、三枚におろして・・・・、半身は煮付けにして、残りの半身は焼いて・・・、こんな感じの
器に入れて、一緒に添える野菜はこんな感じで・・・、アクセントにはあれを添えて・・・・・。」
なーんて考えて、「料理の完成品」を頭の中で作る事が出来ます。
もう一段上のレベルになると、「残りの材料で、もう一品作って無駄なく使うには・・・・。」まで
考えます。 「残った骨とアラは汁物に仕立てて・・。」なーんてな具合です。
いつもこんな感じで、「イメージ・トレーニング」をやっている訳です。

一般のニュースや、出来事なども、上記の「視点」から見る様になります・・・。

で、なんでこんな事を書いたかというと・・・・・、昨日、ちょっと気になるニュースが・・・・。

某コンビニエンスチェーンの親会社が、店舗の近隣の商店や会社に向けて「つり銭パック」を
届けるサービスを始めるんだそうです。

このニュースを読んだ時に、「とうとう来たな」と思いましたネ。
話の入り口は「つり銭パック」ですが、一緒に持って行けるものが沢山ありますよネ・・・・・。
「毎日のお弁当」から「おせち料理」の予約、「ひなまつりケーキ」も「クリスマスケーキ」も・・・。
もしかしたら、他にも色々と・・・・。

なんせ毎日、確実に顔を合わす訳ですから、「訴求力」は強いと思いますよ。
「今度、こんな感じのお弁当を発売しますんで、良かったら「つり銭パック」と一緒にお届けして
みましょうか?」とか「おせち料理、今だったら5%引きですから予約のチラシ置いておきます。」
とかね・・・・。

日本全国で、宅配のお弁当を扱っておられる会社の経営者の方へ、ちょっと質問・・・。

「対抗手段」はお持ちでしょうか・・・・???

えっ、「うちの県には、○ブン・イレブンは無いから、大丈夫。」って・・・・・・?!

いや、そういう意味の話ではないんですが・・・・・・。

続きは、次回です・・・・・・。

                文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 30

30回目です。

「食品業界」 「食品関連業界」の多くの会社から、お問い合わせを頂きましたので、今回は
「業界」 「関連業界」の方々に向けて、少しまとめを書いておきます・・・・・。

「食の安全通信簿 28」に書かせて頂いた内容と、若干、重複する部分はご容赦下さい。

今の時代、食の安心・安全」「社会の要請」になって来ているのは、ご存知の通りです。
某洋菓子メーカーの「内部告発」から始まった流れに、他の会社の「不祥事の連鎖」が拍車を
かけ、新聞・TVの報道も過熱。 ネットの書き込みに至っては「信用していたのに、騙された・・。」
「もう買わない。」から始まって、「不買運動の呼びかけ」や「昔、僕(私)がバイトしていた食品の
工場でこんな事があって・・・。」なんていうのまで出てくる始末です。

で、これに対する業界の方々の「書き込み」も様々でして・・・・。 
「賞味期限・消費期限はおおよその目安」 「100%安全な食品は、存在しない」から始まって、
「もったいない、の精神はどこにいった」だの「金さえ払えば、何でも言った者が勝ちの風潮が
間違っている」となって、あげくの果てには「2ヶ月くらいで忘れるから、大丈夫。平気、平気」
なんていうのまで、ありました・・・・。

ここで、業界の名誉の為に、一言。
業界の多くの方は、
「今回の事件を(他山の石)として捉え、自社の内部改革の好機としたい。」とのご意見でした。

そこで私は、現状のピンチをチャンスに変える「キーワード」として、次の3つを掲げました。

それは、①「情報の公開」 ②「トレーサビリティ」 ③「第三者の視点」 の3つです。

この「切り口」に、非常に多くの方からご賛同を頂きました。 (ありがとうございました。)
で、多くの会社から、お問い合わせを頂く事になったのですが・・・、
ちょっと、「交通整理」が大変になって来たので、少し内部情報を書いておきます。

*実は、地区によっては、JV(ジョイント・ベンチャー)の形で数社の企業が手を組み、
「農場から食卓まで」、一連のフードチェーン総てをサポート出来る仕組みを作り、営業を開始
している所もあります。(「食の安全通信簿」も含めてですよ、当然。)
一例は、こちらに。 (2月5日付けの文をご覧下さい。)
↓↓↓↓
http://syokuhin-supporter.cocolog-nifty.com/sceg/2007/02/post_b11e.html

こちらのページに入られて、「資料請求」のコメントとメールアドレスを残されると、
折り返し、ご案内の為のメールが届きます。

(注)一般の方が、面白半分で書き込まれると混乱をしますので、このページの先に隠れている
会社(グループ)について、ちょっと補足しておきます。

「食品業界関連」で思い付く会社・財団法人・社団法人・連合会等です。

「HACCPの専門家」 「ISOの専門家」 「残留農薬の解析をする会社」 「HACCP手法支援法
関連団体」 「ISO・HACCP認定、研修機関」 「細菌検査の専門機関」 「ペストコントロールの
専門会社」 「添加物の関連商社」 「食品工業用の洗浄剤の会社」 「HACCPの高度化認定
取得工場をいくつも手がけている建設会社」等々です。

おかしな例えですが、今話題になっている「某洋菓子メーカー」の工場をそっくり丸ごと
(内部のプラントまで含めて)建て替えて、「HACCP高度化認定取得工場」に出来るくらいの
「経験」と「ノウハウ」と「実績」のあるグループです。

まとめておきます・・・・・。
目に見えない部分では、もう取り組みが始まっています。(会社としての戦略がありますので、
表に出す時期を狙っているだけですヨ。)  表に出て来た時に「大きな差」になっているのに
初めて気付いた、なんてことにならない様に・・・・・・・・・。 

続きは次回です・・・・。

              文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 29

29回目です。

16000件のアクセスを2ヶ月間で頂きました。  最初に御礼を申し上げておきます。
ありがとうございました。

昨年の12月の「ノロウイルス」問題から、最近の食品会社の不祥事まで、「食品業界」が
非常に騒がしかったので、その影響だと考えています。
(ある意味、アクセスの伸びが、嬉しいような悲しいような・・・・・、複雑ですね・・・・。)

で、最近の食品業界の「不祥事」を、単なる「偶然の連鎖」と見るか、「時代からの警鐘」と
見るかで、企業の対応が大きく変わって来るのではないか、という事を書いてみます。

おかしな言い方ですが、昔の「不祥事」には 「同情の余地」 があった様な気がします。
事業の成長の為には多少の事には目をつむらなければならない、という「暗黙の了解」みたいな
部分があって、まわりの人達も、「不祥事」や「事故」に対して現代より寛容であった様に思えます。

(誤解のない様に書いておきますが、20年~30年前の話です。)

ある意味、「貧しさ」が根底にあったのかもしれませんし、「成長」や「豊かさ」というキーワードの
前では、「ケアレスミスに対しては、お互い様だから、徹底的には追求しない。」という「時代」
だったのかも知れません。

しかし、「時代」が警鐘を鳴らし始めました・・・・。
「食の安全通信簿 27」にも書きましたが、「不祥事」に対する世の中の反応が、大きく変わって
来ています。 「事故」や「不祥事」が非難されるのは当然ですが、もう一歩踏み込んだ部分、
つまり、「この企業は、どのような姿勢でビジネスに取り組んでいたのか。」が問われますし、
また、「事故を未然に防ぐ為に、どの様な仕組みを持っていたのか。」まで、話が及びます。

上記のような疑問が、生活者から発せられた時に、企業として回答出来る「仕組み」を持って
いるかどうかで、その後の展開が大きく違ってくる時代になっているのだと思います。

現場をチェックする為の、「第三者の視点」は有効だと思われませんか・・・・・?

続きは次回です・・・・。

               文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 28

28回目です。

相変わらず、TVや新聞が、にぎやかな様子で・・・・・・。 いささか、食傷気味です・・・・・・。
今度は ISO の審査機関の体制にまで、火の粉が拡がりそうな勢い・・・・。(ヤレヤレ・・。)

で、前回の続きにからめて、「本質は何ですか?」を、ちょっと書いてみます。

ここから先は私見ですので、もしご意見があればコメントを寄せて頂ければと思います・・・。

「食品関係の工場」(広義な意味での「会社」も含めます。)を健全に運営していく為に
現在、必要とされている「キーワード」は次の3つだと、私は考えています。

それは、 ①「情報の公開」 ②「トレーサビリティ」 ③「第三者の視点」  の3つです。

「危機管理」の方法と言い換えても、いいかも知れません。
と言うか、実は「食の安全通信簿」のシステム構築の底流にあるのが、この考え方です。
この3つが円滑に機能していれば、「問題」が大きくなる事は無いと考えています。

追記しておきます・・・・。 
おかしな言い方ですが、「問題」は常に起こる可能性があります。
(実際に現場で仕事をされておられる方であれば、この感覚は理解して頂けますよね。)

一番最初、「問題」は「小さな異変」の形で姿を現わします・・・。(ん、ちょっとおかしいな・・?)
この時点で、誰かが気付いて是正をすれば「問題」にはなりません。

でも、それを見過ごしてしまうと「小さな異変」が時間とともに「普通の状態」に変わってきます。
それにまた「小さな異変」が重なって、よりおかしな「普通の状態」に育って来ます・・・。
その上にまた「小さな異変」が重なって・・・・・・・・・・・。  あとは、お分かりですよね。

具体的な事例を書いていくと長くなるので、省略しますが、「一番最初の状態」と、
今日現在の「普通の状態」の間には、働いている人の「感覚」「意識」まで含めると、大きな
差異や乖離が生じている場合が多いものです。
これは「内部監査」の手法では、まず発見出来ません。
なぜなら・・・・、もう、お分かりですよね。   そう、「第三者の視点」が無いからです。

で、「問題」が発見されたからといって、それで終わりではありませんよね。
今度はそれを「改善」や「修正」をして、「解決」しなければいけません。
その時の出番が、「変化」や「経緯」を時系列で捉える事の出来る「トレーサビリティ」であり、
「社内」「社外」に対する、「連絡」「報告」「告知」を含めた「情報公開」になる訳です。

おかしな言い方ですが、この3つが円滑に機能すると、「危機」を乗り切れるばかりでなく、
逆に、市場や、生活者からの「信頼」や「支持」を得る結果になります。

最近の例では、某家電メーカーの「石油ファンヒーターの回収のお願い」というのが、ありました。
これでもかと思えるくらいに、告知が繰り返され、TV・ラジオ・新聞で連呼されました。
私の友人の一人は「ここまでやったら、事故が起きても世論はメーカーを支持するネ。」の一言。
危機管理の原点は、この対応だと思います。

こんな例を書くと、「あそこはお金があるから・・・、ウチは無理。」 いるんですよね、こういう人が。
では、この事例はどうでしょう・・・。
ある都市の「調剤薬局」で、「薬」と間違えて「劇薬」をお客様に手渡してしまった事件・・・。
「調剤薬局」の主人が即座にTVの各局に電話。 TV・ラジオは「臨時ニュース」や「テロップ」を
流し、パトカーで町中に呼びかけて回る騒ぎになりました。
結果、どうなったかと言うと、「劇薬」は無事に回収されましたし、「調剤薬局」の主人の元に
どこからも請求書は来ませんでした・・・・。

「原理・原則に則った行為」に対しては、称賛はあっても、非難はありません。

それとも・・・、某洋菓子メーカーや某ガス湯沸かし器メーカーと同じ対応を・・・・・・・・???

続きは、次回です・・・。

              文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 27

27回目です。

今、なぜ「食の安全通信簿」なの、っていうご質問を頂きましたので、ちょっとお答えを・・・。

これは、「時系列」で並べると簡単に理解が出来るんですが・・・・、
答えは、「マスコミ」と「ネット社会」の功罪だと、私は考えています。

ネット社会以前では、食品の製造・販売は「地域限定」の仕事であり、「自社で目の届く範囲」の
守備体制があれば、充分に機能しました。 主要なお客様は、近隣の生活者であり、ある意味、
品質管理・品質保証という概念を「二の次」にしても、大丈夫だった時代がありました。
「近所で採れたもの」を加工し、「製品」として並べて販売すれば、手間賃と少しばかりの利益が
見込める・・・・、そんな時代が長く続いていました。
「その日の消費量に見合った製造」が原則ですし、基本的に「地産・地消」ですから「防腐剤」も
「保存料」も必要のなかった時代です。

次に、物流が発達して「広い地域と長い時間をカバーして商売をする」時代に変わって来ました。
スーパーのチェーンが発達し、コンビニが出現し、24時間の販売体制が出来ました。
このあたりから、品質管理・品質保証という概念が前面に出て来ます。
(良し悪しの論議は別にして「農薬」や「食品添加物」の出番になりますが、これは別の機会に。)

東京にある会社が、「マスコミ」に「新製品のCM」を流すと、日本全国で同時に購入が可能な
時代になった訳です。 生活は便利になりましたし、みんなも喜びました。

しかし、同時にいくつかの「ひずみ」も出て来ました。 
お昼のTVの「情報番組」で、「ココアが健康にいい。」と流せば、全国の売り場の棚から、ココアが
消えてしまいます・・・。
「納豆のダイエット効果」なんていうのが流れれば・・・、結果はご存知の通りです。

「情報」に対するレスポンス(反応速度)が、異状に早い時代になった訳です。
これに「ネット」の「情報発信」と「情報収集」が加わって来ているのが現状だと思われます。

そして、この現状は「食品を製造・加工・販売をしている業者」にとっては、
「大きなチャンス」と「大きなリスク」をもたらしました。

まず「リスク」の面から・・・、
「食品事故」が発生した場合、「苦情」や「クレーム」の「量」も「質」も、これまでとは比較出来ない
くらいに、大きなマイナスのダメージになります。 
「初期の対応」を誤ると、致命的な結果を招いてしまうのは、ご存知の通りです・・・・。
いわゆる「悪事、千里を走る。」の状況になってしまえば、まず取り返しはつきません。

次に「チャンス」の側面です・・・。
「マスコミ」や「ネット」の効率の良さを熟知して、「販売の戦略」に活用する事によって、
業績を伸ばす中小企業も少なくありません。
「マスコミやネットで話題を呼び、スーパー等の実店舗からの引き合いに繋げていく。」という、
これまでには無かった(少なくともコスト的には、引き合わなかった)方法で、アプローチが可能に
なりました。 (私見ですが、某豆腐屋さんは、この好例だと思っています。)

で、いずれの側面を考えるにしても、「危機管理」や「企業体質の強化」を計る上で、
「食品の安全・安心」を担保する「仕組み」が必要になって来る訳です。

近年、「HACCP」や「ISO」の導入が話題になったのは、上記の理由が大きいと、
思っています。 しかし、数年前の「○印乳業」の工場はHACCPの認定工場でしたし、今回の
洋菓子メーカーも 「ISO」 の認証を取得していました。

だから、一般の人々から見れば、「マンションの耐震偽装と同じ構図じゃないか。 身内の人間
同士で、(チェックしました。 OKでした。 大丈夫です。)って、それが何かの役に立つの・・?」
っていう反応が出る訳です。

現場をチェックする為の、「第三者の目」は有効だと思われませんか・・・?

続きは次回です・・・・・・。

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食の安全通信簿 26

26回目です。

この一週間くらいの新聞・TVの報道を見ていると、ちょっとガッカリですね。
次から次へと・・・・・・。 オイオイ、またかよって感じです。
ネットの書き込みや、ブログを読むとため息しか、出てきません。(ハァー。)

で、「食品業界の信頼回復」の為に、気分を変えて・・・・・、続きです。

結論から言うと、「第三者の目」をもっと有効に活用しませんかって事ですよね。
ちょっと、角度を変えて書いてみますか・・・。

人間で例えると「定期の健康診断」のイメージが一番近いと思います。
あなたは「健康診断」って受けられた事がありますか・・・・?
(「人間ドック」っていう方が、一般的なのかな?)
ま、いずれにせよ経験はありますよね。

じゃ、健康診断を受けた理由はなんですか・・・? 
頭が割れる様に痛かったから・・・?  腹痛がひどくて、立っていられなかったから・・・?
それとも、40度以上の熱が出たからですか・・・・?
違いますよね。
そこまでいったら、立派な「病気」ですから、必要なのは「手術」などの「治療」ですよね。

「食の安全通信簿」は「食品の製造・加工現場の健康診断」だと思って下さい。
「会社」を「あなたの体」だとイメージしてみましょうか・・・。
現在は、熱もありませんし、痛みもありません。 いわゆる「自覚症状」はゼロです。
外見は健康そのもの。 何の問題もありません。 で、「健康診断」を受けてみます。

以前から検査をしてもらっている、「かかりつけの医者」に行くのが一番確実ですよね。
「かかりつけの医者」には、「あなたの体の過去のデータ」が残っていますから・・・。
で、検査結果の数値を過去の数値と比較しながら「診断」をしていく訳です。

「血糖値はかなり正常値に近いところで安定してきましたね。 いい傾向ですね。」とか、
「前回からの食事療法の効果が出て来てますので、もうちょっと続けてみましょう。
 合言葉の、(野菜中心・塩分控えめ)を常に心掛けて、もうしばらく頑張って下さい。」とかね。

それに、時にはこんな嬉しいハプニングもあるかもしれません。
「レントゲンでちょっと気になる影があるんで、一回、精密検査を受けますか?」の一言で、
専門病院を紹介してもらって、詳しく検査してもらったら・・・、
「いやー、早く気付いて良かったですね。 あのままにしておいたら大変な事に・・・。」

「会社」も同じなんですよ。
悪意を持った人物が、工場に入って来て「毒物」でも混入すれば話は別ですが・・・・・、
作業をしている人達も、基本的には「善人」な訳ですから。
ただ、長い時間の流れの中で、「小さな異状」を見過ごして、それが「普通の状態」になって
しまうと、取り返しのつかない事になってしまうのは、今回のマスコミの報道で、見られた通りです。

「健康診断」での「レントゲンで見つかった小さな影」を指摘してくれる「第三者の目」があれば、
もっと早い時期に手が打てたと思われませんか・・・・・・・?

続きは、次回です・・・・。

                 文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 25

25回目です。

色々なご意見を頂きまして、ありがとうございます。
時期が時期だけに、様々なお考えの方がおられるものだと、痛感しております・・・・。

いくつか、同じ様な内容のお問い合わせやご意見を頂いているものがありますので、ここで、
ちょっと、書き込ませて頂きます。

「食の安全通信簿」のシステムは、いわゆる「農場から、食卓まで」の一連の流れの中で、
(「狭義のフードチェーン」という呼び方が、適切かも知れません。)
それぞれの段階に係わる会社が、「川上の安全情報」を共有して、切磋琢磨をする事で、
最終的に「商品の安全性」を高め、それを生活者にアピールして行こう、という試みです。

ちょっと乱暴な例ですが「伝達ゲーム」を思い出して下さい。
「フードチェーン」の川上から川下までA.B.C.D.Eの5人が並んで立っているとします。
Aは原材料の生産者、BとCは加工業者、Dは販売者、最後のEが、あなた(生活者)です。

Aから順にB・Cと商品が流れ、Dの棚に並び、Eのあなたが、それを購入するイメージです。

で、ちょっと仮に点数を付けてみましょう。 AからDまでが100点だった場合には、あなたの
購入した商品は「100点満点の商品」という事になりますよね。

ではここで質問です。
仮にCが30点だった場合に、あなたの手にした商品は何点になるでしょうか・・・・・・・・・?

今、ニュースで取り上げられて、世間を騒がせているのは、この部分だと考えています・・・。
AからDまでの「情報の開示」が全くなされていない中で、Eのあなたが選択をしている訳です。

で、こんな風に書くと、反論がくるんですよね、ドッとね・・・。(笑)
「賞味期限や消費期限を見て使用しているから・・・。」とか、「うちの会社は、HACCPの認証も
取っているし、ISO22000のマネージメントシステムも採用しているから・・・・・。」とかね。

誤解をしないで下さいね・・・・・・。 
「食の安全通信簿」は、HACCPや、ISO22000を否定している訳ではありません。

これまで認められていたものや、信頼をされていたものでは、対応が出来ないケースが出て
来始めている・・・・、しかも「マンションの耐震偽装」のようなケースとは全く違って、
「直接に、人間の口に入るもの」を製造・加工している会社に対して、生活者のサイドから、
「・・?」、「・・・?」、「・・・・?」と、疑問符が少しづつですが、増えているのではないですかと、
申し上げているんです。

逆の言い方をすれば、「ニーズもチャンスもありますよ。」と、お伝えしているんですが・・・・・。

何年か前から、こんなのがありますよね・・・・・「生産者の顔が見える野菜」
スーパーの野菜のコーナーに行くと、「○○村の××さんの畑で作られた野菜。」って書いて、
写真まで掛けてあって。(大体は、畑をバックに、麦藁帽子をかぶった、日に焼けたオジサンが、
嬉しそうに手を振っている写真)(笑) 見られた事ありますよね・・・。

今でこそ、当たり前の光景になって、どこの売り場でも見られる様になりましたが・・・・・。
あれを、最初に思いついて実行した会社は、すごいと思います。
1枚のPOPと、1枚の写真だけで、「だから、安心して買ってくださいネ。」と、商品自体が
訴えかけて来る仕組みですから・・・。

「食の安全通信簿」のシステムの底流に流れているのも、同じ考え方なんですが・・・・・・。

続きは、次回です・・・・・。

                文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 24

24回目です。

色々と、システムのお問い合わせを頂きまして、ありがとうございます。
某洋菓子メーカーの事件は、かなりの衝撃のようで、非常に複雑な気持ちなのですが・・・。

本当に真面目に、「食の安全」に取り組んでおられる方も沢山知っていますので、今回の様な
事件が起こった時に「どうせ、どこでも同じような事をやってるんじゃないの・・。」みたいな意見を
見たり聞いたりすると・・・・、心の中で思うんですよ・・・・・。

「食の安全通信簿」のシステムを使って「安全情報のトレーサビリティ」に取り組んでいる会社も
あるのに・・・、目に見えにくい所だから、なかなか理解してもらえないんだろうな・・・・、とね。

で、この際ですから、ノウハウの一部をちょっと公開する事にしました。
これまでに実際に「インスペクション」を受けられた会社のデーターの一部をお見せします。
(すべて実際のデーターです。但し、「情報の保護」規定がありますので、会社名は匿名です。)


ご覧頂くデーターは、奈良県の生駒郡にある「イシメン 株式会社」
(ホームページはこちらです。)
↓↓↓↓
http://www.ishimen.co.jp/home.html
  と、

広島市の西区にあります「アクト中食(ちゅうしょく)株式会社」
(ホームページはこちらです。)
↓↓↓↓
http://www.act-cs.co.jp/
  の2社に、半加工の製品や、原材料を納入されている業者さんの

実際のデーターです。
(注:すべてのデーターをお見せする訳にはいきませんので、何件かをランダムに抽出して、
組み合わせたものです。 ご了解下さい。)

では、いってみますか・・・・・。
まず、「食の安全通信簿」のページに入って下さい。
↓↓↓↓
http://www.sfood.jp/
 

ページの中程に「検査結果統計資料」のアイコンがありますね、そちらをどうぞご覧下さい。

これは「食の安全通信簿」の「評価シート」の点数データーを元にして、「表」や「グラフ」の形に
加工したものです。
このブログの「食の安全通信簿 15」にも書きましたが、このような形に加工されたデーターを
活用して、一部の心ある会社は、「安全情報のトレーサビリティ」を行なっている訳です。
(注:一般の方が見られても理解しやすい様に、簡単な表だけを、抜き出してあります。
 特に、1ページ目と、6ページ目なんかは、まさに「通信簿」に見えませんか・・?)


生活者の皆様へ一言。
繰り返し書きますが、「食品の業界」は「人間が直接に口に入れる物」を扱っています。
「食品の安全・安心」に対して非常に心を配り、真剣に取り組んでいる会社も存在している事を
理解して頂きたくて、一部を公開させて頂きました。


PS:業界の方がご覧になると、「加工する前の、(評価シートの生データー)が見たい。」との声も
上がりそうですが、その場合は、「食の安全通信簿」のページ、右上の「お問い合わせ」から
入って下さい。


リンク先のページを全部ご覧頂くには、パスワード(カタログ・コード)の入力が必要な仕組みになっています。

カタログ・コードは pmXSfFTB です。

あなたのメールアドレスを入力して、上記のカタログ・コードを送信して頂くと、折り返し、
「ユーザー名」と「パスワード」が送信されますので、それで全部のページを見て頂く事が出来ます。


最後に、一般向けの「動画」を再度、上げておきます。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo



今回はここまでにして、続きは次回です・・・・。


                文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 23

23回目です。

某洋菓子メーカーのニュースで、日本全国に情報が飛び交っておりますが・・・・・・。
何年か前に食品業界を揺るがせた大きな事件を彷彿とさせる様な出来事で、ネットの世界でも、
大きく取り上げられている様子です。

個人的には、「この事件については、・・・・、云々。」と、コメントをする立場には無いので、
差し控えますが、色々と考えさせられる事件であるのは、間違いのない所だと思われます。
特に「食品業界」に携わっておられる方にとっては、「他人事」では済まされない「大事件」ですよね。
いくつか前の記事でも書きましたが、「食品業界に対する情報開示要求」の「流れ」が、
すぐそこに迫って来ているのでは、と感じています。

一昔前であれば、「あそこの会社が作っている製品だから、大丈夫。」「あそこのお店が扱っている
物だから、信頼出来る。」という(暗黙の了解)みたいなものがあって、それが「信用」という
目に見えない「価値」を生み出していました。
ところが、その「信用」が大きければ大きいほど、何かあった時の「反発」が大きくなります・・。

「消費期限切れの材料で製品を作るなんて・・、消費者の口をゴミ箱だと思っているのか・・!!」
なんていう書き込みまでされる様になると、ちょっと・・・・・・・・・。

で、ここまで来ると、逆に「時代の流れ」を先取りする動きも出て来ますよね。
以下の記事は、今日の「日本経済新聞」からの抜粋なんですが・・・・・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三菱商事、「食の安全」確保へ検査会社と新会社設立

 三菱商事は12日、食品検査や衛生管理事業に参入すると発表した。検査会社のビー・エム・エ
ル(BML)と共同出資で2月上旬に新会社を設立する。不二家のずさんな品質管理など「食の安
全」が問われるなか、高いニーズが見込めると判断した。ローソンや日本ケンタッキー・フライド・チ
キンなどグループ企業の管理徹底にもつなげる。

 新会社は「BMLライフサイエンス・ホールディングス」。資本金は1億円で三菱商事が35%、BM
Lが65%出資する。BML完全子会社で食品衛生事業のBMLフード・サイエンスと健康食品や医
薬品の効果測定業務を受託するアレグロが傘下に入る。社長にはBMLフード・サイエンスの大貫
利喜社長が就く。
[2007年1月13日/日本経済新聞 朝刊]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「外部(第三者機関)による、食品の製造・加工・販売の現場の情報開示」が「時代の要請」だと
考えての動きだと、思われます。

「食の安全通信簿」が目的とするところも、大きく外れてはいないのかな、と考えています・・・。

では、次回に・・・。

               文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 22

22回目で、前回の続きからです・・・。

「食の安全通信簿」の「ATPの検査結果による評価」についての話でしたね。
で、あなたが工場の責任者だと仮定して・・・・、多分こんな指示を出すんですよ・・・。(小声で。)
「今日は「インスペクション」の日だから、「手洗い」も「機器の洗浄」も念入りに頼むヨ・・・・。」
なーんてな具合です。(多分・・・。)

で、何が始まるかというと・・、いつもは10秒くらいで終わる「手洗い」に、1分くらいはかかります。
いつもは1分で終わる「機器の洗浄」も3分くらいはかかるかも知れません・・・・・。
で、「ATPアナライザー」の検査・・!! (さっ、どうなるか・・・!!)

実はこの器械、10秒くらいで結果の判定が出ます。
では、上記の様な状況の場合、どんな結果がでるかというと、多分・・・「問題なし」になります。
「インスペクター」は、「現在の状態であれば、問題点は検出されていません。 後は、この状態を
維持し続けて頂く事が課題になります。」 と、コメントを書き込む事になります・・・。

「えっー、それだったら(その場限りのゴマカシ)が出来るんじゃないの・・!! おかしいヨ・・!!」
という声が聞こえてきそうですよね。  それではここで、ちょっと説明を・・・・。

ここまでにも何回か書きましたが、「食の安全通信簿」のシステムの底流にある考え方は、
「アラさがし」でもなければ、「弱いものイジメ」でもありません。
「良い所を見つけて、それを長期間・高いレベルで維持させる」為の、「仕組み」です。
人間誰でも、「叱られる」よりは、「褒められる・認められる」の方が嬉しいですから・・・。

「あなたが、昨日やっていた「手洗いの方法」で間違いないですよ。 今日もそれをやって下さい。
そして、明日も続けて下さい・・・。」を繰り返し、継続していく訳です・・・。
年に数回の「インスペクション」が必要なのは、「定期的に、良い所を褒め続ける」のが重要だから
です。 そして、その結果を「時系列」に並べた時に「ああ、1年前と比較したら、随分とレベルが
上がって来ているな・・。」と、実感を持って頂けると、考えています。

「して見せて、言って聞かせて、させてみて」も「褒めてやらねば・・」、人は動きませんよネ・・・。

続きは、次回です・・・・。

                文責   沖村  政昌

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食の安全通信簿 21

21回目です。

カウンターが、7000近くまで上がって来たので、外しました。(気になって、仕方がないので・・。)
これって、精神的には良くないですね・・。(これ以上、髪の毛が薄くなる要因は、除かねば・・!)

で、冗談はさておき、ちょっとお問い合わせがありましたので、お答えをしておきます。
いくつかの会社から「食の安全通信簿」の「評価シート」の送付依頼がありまして・・・、その中で
「ATPアナライザー」による評価項目に対する質問が寄せられました。

(注);こんな書き方をすると、業界以外の方には分かって頂けないと思いますので、ちょっと説明。
ATPっていうのは、「アデノシン3リン酸」(Adenosine triphosphate)の略です・・・・。
ここまで読んで、「高校の生物の時間に聞いたことがあるナ・・・。」と思い出された方は、優秀!!
普通の人は、分かりません・・・・、ハイ。(笑)    で、もっと分かりやすく・・・・・・。

例えば、あなたが北極に家を建てて住んでいたとしましょうか・・・。
朝起きて、家の周りを見たら、「北極グマ」や「ペンギン」の足跡が残っていたとしたら・・・・・・・。
その時は、目に見えなくても、「未知の生物の存在」は確認出来ますよね。
簡単に言うと、ATPの検査っていうのは、それを応用したものです。
「ペンギン」の足跡がひとつでもあれば、「おっ、近くにペンギンがいるな。」って分かりますし、
足跡が沢山残っていれば、かなりの数のペンギンがいるのが分かりますよね・・・。

(こんな書き方をすると、専門家の方からクレームのメールが入るんですよね・・・、これが・・。
「難しい事」を「難しく説明する」のが「専門家」だと思ってますから・・・・。 こんなのがあるから、
ブログは難しいんですが・・・・。 今回は、専門家は無視!!)

で、本題なんですが、要は「生物のエネルギー源の痕跡」を調べて「微生物による汚染度」を
逆算していく手法だと思って下さい・・。(専門家の方、もう少しの我慢です・・・。)

これで、「手指の汚染度」とか「洗浄された後の調理機器の汚染度」なんかを評価していく訳
なんですが、これに関して次の質問が寄せられました・・・・・。

曰く・・、「インスペクションに来られた、その日・その時だけの対応でも、ATPの検査数値は
変わってくるはず。 それを、環境衛生基準のファクターとして、評価に組み込むのは、いかが
なものかと思えるのだが、どうなのだろうか・・・・?」と。

要は「その時だけ「丁寧に」、手洗いや、調理機器の洗浄をすればクリアー出来る様な項目が
評価基準に入っているのは、おかしいのでは・・。」とのお問い合わせです。

実は、これは「よくある質問」で「食の安全通信簿」は答えを持っているのですが・・・・・、
あなただったら、どの様に答えますか・・・・・??

答えの続きは、次回です・・・。

                            文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 20

20回目ですね。

今回は、これまでとは少し違う業界の話も書いておく事にしましょうか・・・・。
「食品の通信販売」の業界はどうでしょうか?

試しに、Google の検索に「通信販売 食品」と打ち込んでみると300万件以上がヒットします。
生活の中に深く入り込んでいて、かなり市民権を得ている業態だと思います。
ちょっと交通の便の悪い所に住んでいる方や、お年寄りの方にとっては、無くてはならない存在
ですよね。(そればかりでは、ないんですが・・・。)
TVやネットで見て、ちょっと電話やメールをすれば、数日後には商品が手元に届くんですから、
非常に良く出来たシステムだと思います。
で、先日この業界の方とお話をする機会がありましたので、その時の話を書こうと思います。


この業界も、色々な面で苦労があるし、目に見えない所でコストがかかっている様です・・・。
例えば、本社が東京にあるとします。 ここを窓口にして、日本全国の食品を扱っている形です。
「どこの会社」の「どんな商品」を扱うかについては、各社それぞれのノウハウの部分があると思わ
れますので、この部分は簡略に。(お客様からの要望や、食品会社からの「自薦」・「他薦」、業界
専門の商社・業者からの売り込み等、色々とあるそうです・・。)


で、商品の選定に当たってのいくつかのハードルがあって、それをクリアした商品が取り扱い品目
に加えられていきます。 この段階について、業界の方から言われたのがまず一つ。
「味や品質以前に、ロット(一度に製造出来る量)の問題がまずありますね。
(近所の主婦の集まりで無添加のお漬物を作っていますが、おたくの会社で扱いませんか・・?)
なんていうのも、たまにあるんですよ・・・。(笑)
それから次が、「製造現場の衛生管理の状態」ですね。 
商品のサンプルが、わが社に送られてきて、試食をしてみると確かにおいしい。
(これは、掘り出し物かも!!)と思って、出張のついでに製造工場に立ち寄って、ア然・・!!
疲れが、ドッと出て・・・・。(笑)」なんていうのもあるそうです・・・。

無事にハードルをクリアして、取り扱い品目に加えられたとしても、まだ安心は出来ません。
一番怖いのは、いわゆる「クレーム」時の対策。 これが、二つ目。
「異物が混入していた」とか「重量が足りない」とか「以前の商品と味が違っている」なんていうのが
来ると、結構、大変だそうです・・・。
クレームの種類によっては、製造のロット番号を調べて、買って頂いた方全部に通知を出して・・、
お客様にどうしても納得してもらえず、「販売者責任っていうのがあるだろう!!」なんて言われて
メーカーの責任者の人と一緒にお客様の所へ・・・、なんていう話もされていました。
で、一回だけで終われば単なる「事故」で済むんですが、何回か起きると・・・・。


「そりゃあ当然、取引停止でしょ。当たり前の話。」と、私が水を向けると、
「ところが、同じ工場の別棟で作っている商品もうちで扱っていて、これが良く売れているんですよ。
そちらの方は一度もクレームになった事が無くて、私たちにも訳が分からないんですよ・・・。」
「じゃ、現実的な対応策はどの様にしていらっしゃるんですか・・?」と、私。
「うちの会社の社員が、定期的に訪問して、製造の管理者の人とミーティングをしたり、色々と
やってますけど・・・、私たちも専門家ではないですし、ましてや朝から晩まで居るという訳にも
いかない訳ですから・・・、それに遠隔地ですし・・・。」との答え。


「結局、最終的には製造をされているメーカーさんを信頼して、お任せするしかないのは理解が
出来るんですが、「工場内部の管理状態」が私たち「販売者」にとって「全くのブラック・ボックス」では、
なにか釈然としない物が残りますよね・・・・。」が、最後の一言でした。


ちなみにこの会社、現在「食の安全通信簿」を自社の評価システムに組み込む方向で検討中です・・・・。

では、次回に・・・・・。

                   文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 19

19回目です。

短期間にカウンターがこれだけ上がってくると、なんだか「社会的責任」を感じてしまいますね。
で、食品業界における「社会的責任」の切り口から・・・・・。

よく、「川上から川下まで」って言いますよね。(「農場から食卓まで」かな。)
どちらにしても、原材料を作る人(例えば農家や酪農家)がいて、それを加工する人(例えば
食品工場)がいて、それを販売する人(例えばスーパーやコンビニ)がいて、それを買っている人
(例えばあなた)がいて、初めて流れが完結する訳です。

勝手に作っても、買う人がいなければ、当然ながら作りませんよね。 
逆に、いくら「欲しい、欲しい。」って言っても材料がなければ、今度は作れませんよね。
市場での「需要と供給のバランス」を睨みながらそれぞれのポジションの人が、苦労をしながら
色々と試行錯誤をやっているのが現状です。


この流れは、基本的に「性善説」と「経済原則」をベースにして、成り立っていると考えられます。
だから、例えば川上で流れの読みを間違えると、ちょっとした「不測の事態」も起こります。
せっかく作った畑の作物をトラクターで潰したり、魚が取れ過ぎた為に、価格が下がり、「漁に出れ
ば出るだけ赤字。 なにもしない方がまし。」なんていう、おかしな事になる訳です。


また、川下(生活者)からの働きかけで、途中のポジションが影響を受けるケースもあります。
「もっと、日持ちのする食品が欲しい。」「もっと、見た目のきれいな製品はないの?」とあなたが
言えば、食品会社は「食品添加物」や「保存料・着色料」に目がいってしまいます・・・・。
「もっと、形の揃ったキュウリやニンジンがいるんだ!!」ですか、では、「農薬」の出番です・・・。
「もっと、簡単に味付けが出来たらいいのに。」ですか、では・・・、もうやめましょう・・・・・・・。

で、長い時間をかけて・・・・・、
「誰も悪くないのに、誰もしあわせになれない食生活」になってしまって・・・・、違いますか?


このあたりの話は、安部 司さんの著された「食品の裏側」という本に詳しく載っています。
「食品会社だけが、一方的に悪い訳ではない。」という論理の展開も充分に納得が出来ますし、
主張しておられる「食品業界の情報開示の必要性」についても、「食の安全通信簿」の考え方と、
軌を一にするものだと思います。 これこそが「社会的責任」だと思えるのですが・・・・。


実際に「インスペクション」に伺った現場でも、「うちの工場? ああ、いつでも見て下さい。」と、
言われる経営者の方の多くは、「人様の口に入る物を作らせてもらっている所ですから・・・。」と、
暗に「社会的責任」に言及される方が多いのも事実です。

「正直にコツコツとやっている人たちに、光が当たって、評価してもらえる。」
そんなシステムに育ってくれればと、願っています・・・・・・・・。

最後に、こちらの「動画」をご覧下さい。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo
「食品関係に携わる者としての社会的責任」が、感じて頂ける「顔」が見られますから・・・・・・・。

では、次回に・・・。

               文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 18

18回目です。

お問い合わせのメールの対応に追われて、更新が遅れてしまいました・・・・。(スミマセン。)
で、今回は少し具体的なところを書いてみましょうか・・・・。

「食の安全・安心」は理解できるし、必要なのも分かる、「食の安全通信簿」の仕組みも分かる。
それで具体的には「どこが、どんな風に取り組んでいるの?」という話になりますよね・・・・・。
そのあたりを、少し書いてみます。 (会社の名前を出す許可は頂いたので、実名です。)

例えば、広島市の西区にあります、「アクト中食(ちゅうしょく) 株式会社」。
ホームページはこちらです。
↓↓↓↓
http://www.act-cs.co.jp/

2006年度の売り上げで、217億。 食品関連の会社としては決して小さくはありません。
店舗の数や、展開をしている地域は、こちらです。
↓↓↓↓
http://www.act-cs.co.jp/jigyo/004.html

九州は熊本県の菊池市から、東北は青森県の十和田市まで、現在、店舗を展開中です。
業務用食品スーパーやその他の業態(精米工場や炊飯工場、鮮魚や精肉の加工工場、
フードビジネスの支援サービスから、オリジナルのPB商品の開発、業務用食品卸、等)で、
取り扱いをされている食品は、それこそ数万点になりますし、しかも、全国の各地域に関連の
食品会社(納入業者)が点在する事になります。

これくらいの規模になると「自社の社員で、各工場を回って衛生状態のチェックを・・。」なんて
いうのが難しくなりますよね。(当たり前の話ですが・・・。)
でも、買いに来られるお客様には「商品」と一緒に「安全と安心」を販売していくのが会社の方針
ですから、ちょっとした「ジレンマ」になってしまう訳です。


注:ここで「アクト中食」さんの名誉のために一言。 話を分かり易くする為に、単純な書き方を
  していますが、実際のオペレーションは「共同仕入れ機構の活用」とか「外部機関への委託
  検査の実施」「商社の仲介の活用」等があります。(誤解のないように、書いておきます。)


で、全国レベルで考えた時に、
「全国、同じ基準で」「数値やグラフで評価が出来て」「改善項目が一目で分かって」、その上で、
「改善の進捗状況」が「時系列で、偏差値で」表現出来るシステム、の必要性が出てくる訳です。

例えば、お客様からの要望で、「○○会社の、××という商品を取り扱って欲しい。」という声が
上がって来た時でも「全国区のデーターベース」にアクセスして検索すれば、一発ですよね。

実際に「アクト中食」さんからご紹介を頂いて「インスペクション」を受けて頂いた会社もあり、
現状、「データーベース」の構築中です・・・・・。

あまり書くと「企業戦略」や「企業秘密」に触れるので、今回はこのあたりで・・・・・。
(これ以上に書く時は「アクト中食」さんの許可が要りそうです・・・。)

続きは、次回です・・・・・。

               文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 17

17回目ですね。

で、ここまでで一度、まとめておきましょう。(お問い合わせにまとめてお答えしておきます。)
まずは、「食の安全通信簿」のホームページからです・・・。
こちらです。
↓↓↓↓
http://www.sfood.jp/

リンク先のページを全部ご覧頂くには、パスワード(カタログ・コード)の入力が必要な仕組みになっています。

カタログ・コードは pmXSfFTB です。

あなたのメールアドレスを入力して、上記のカタログ・コードを送信して頂くと、折り返し、
「ユーザー名」と「パスワード」が送信されますので、それで全部のページを見て頂く事が出来ます。

「食の安全通信簿」のシステムの概略について、最初から通してお読みになる場合は、
こちらが、早いかと・・・。(全部で、15ページくらいあります。)
↓↓↓↓
http://fsr.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/index.html

「いやいや、そんなに時間はない。」と言われたあなたへ・・・。
「動画」という手もあります。 (システムの概要を動画で見る事が出来ます。)
こちらです。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo

(注;この動画は、メールのやり取りでの説明の手間を省く目的で、便宜的にWEB上に置いた
ものです。 期間限定ですので、見れない可能性もあります。 その場合は一番上のページから
「動画のデーター希望」と書いて、メールをお送り下さい。 CDの形でお送りさせて頂きます。)

実際の「インスペクション」の内容の説明や、その他、「とにかく、直接に会って話しが聞きたい。」
と思われた方は・・・。
東北地区は、
株式会社協和エムザー http://www.emser.co.jp/

関東・信越・北陸・中部地区は、
セントラルトリニティ株式会社 http://www.centtri.co.jp/
株式会社フジ環境サービス   http://www.fujikankyo.co.jp/
東洋産業株式会社 関東本社  http://www.to-yo-s.co.jp/address.htm

関西・中四国地区は、
東洋産業株式会社 http://www.to-yo-s.co.jp/

山口県・九州地区は、
西部化成株式会社 http://www.seibukasei.co.jp/

上記の各会社の本社にお問い合わせを頂くか、各社の支店・営業所にご連絡を頂ければと、
思います。

実際のシステム運用に立ち会われた方の、意見・感想や、現場での運用の留意点など、
「本当のところ、実際はどんな感じになるんだろう・・?」と思われた方は、
こちらへ、
↓↓↓↓
http://www32.ocn.ne.jp/~abcq/mag1-132.html

こちらのページは、「食品衛生コンサルタント」の西村雅宏氏が、ご自身で配信されている
メールマガジンの中で「食の安全通信簿」の有効性について書かれているものです。
ご参照下さい。

で今回は、ここまでです。
2007年からは、ページに「おすすめのサイト」や「リンク」も追加して、少しづつ充実させて
いこうと考えています・・・・。

では、次回に・・・・・。
               文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 16

16回目

このあたりで、ちょっと、一息。
みなさん、「
Tesco」って言う会社をご存知ですか・・・・・?
ちなみにこちらのホームページなんですが・・・、(スミマセン、全部英語です・・・。)
↓↓↓↓
http://www.tesco.com/
  ← 英国の会社です。(日本のイオングループの2倍くらいの規模・・?)


実はこの会社、英国の小売業シェアの30%近い数字を獲得している、化け物みたいな会社
なんですが、この会社の戦略が面白いので、ちょっと書いておきます・・・。

Tesco
 は、
「ウチの会社は、(第三者機関の認証)を積極的に取り入れています。
生活者の皆さんに代わって、「第三者機関」が、工場の生産現場に入って、色々な項目をチェック
しています。 ですから、品質には間違いがありません! 大丈夫!! 安心して買って下さい!! 安心も安全もウチなら、OKですよ!!」

・・・・・・、なんですよ。(ある意味、メチャクチャに正直な売り方ですよね。)

で、結果として小売業のシェアの30%・・・!!(これって、すごくありませんか・・??)

ニワトリが先か、玉子が先かの議論は置くとしても、現実はこんなところにある訳で・・・。

「ここのお店で扱っている商品は、安全で安心。」という「付加価値」に対して、生活者が、

「納得してお金を払っている。」姿を見ると、考えてしまいます・・・。

今回は、ちょっと角度を変えて書きました。

続きは、次回で・・・・・。

          文責    沖村 政昌

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食の安全通信簿 15

15回目になりました。

アクセス数が、3400を越えてる・・・・?! この数日は、1日に、500人が見ている計算・・・・!!
段々と、怖くなってきますね、ハイ。 少しペースを落として、ゆっくり書きます。


で、「対外的なメリット」の話ですよね。 これは、「食の安全通信簿 6」にも書きましたが、
「この工場では、他社に先駆けてこのシステムを取り入れ、生活者の皆様に「安心で安全な食品」
をお届け出来る様に、努力をしております。」というアピールが可能になります。


このシステムに参加しているという事は、
「定期的に、「第三者」が工場の中に入って検査を行っている。」という証拠ですし、逆に言えば、
「定期的に、「第三者」を工場の中に入れて検査を受けてもいいくらい、衛生面に自信がある工場」
という事になります。


話を簡単にする為に、仮に私が、「量販店(スーパーなど)の購買の担当者」だとしましょう。
私の量販店は、「食の安全通信簿」のシステムを採用しているとします。
私の手元には、「納入業者さんの工場のインスペクション結果」が、定期的に送られて来ます。
表やグラフの形で加工してありますので、私は様々な情報をそこから読み取る事が出来ます。
「A社さんは、(要員の衛生)のところの項目が以前に比べてずいぶんと良くなって来たな。」とか、
「B社さんは、(装置の洗浄)と(交差汚染防止)の項目がほぼ、目標値まで来ているな。」とか、
「C社さんは、(従業員の衛生教育)の項目の点数が前回と変わっているけど、何かな?」とか、
色々と、頭を巡らせています・・・・・。


一方、あなたは隣の県で、食品工場(例えば、製麺工場)を営んでいるとします。
既に数回の「インスペクション」を受け、かなりの点数が取れるまでになりました。
で、あなたは「製品」をわたしの量販店に売り込もうという計画を立てたとします。


こんな場合、これまではどうしていましたか?
あなた自身が、私にアポイントを入れて、直接の商談からのスタートでしたか・・・・・・・・?
それとも、中間物流業者さんに頼んで、商談に行ってもらって、その結果を・・・・・・?
どちらにしても、いままでであれば私の会社のバイヤー(購買担当)が、あなたの会社を訪問して、
「施設・設備」の改修、「要員の衛生」の記録、その他の書類の提出・・・・・・、なんてのがあって、
手間と暇をかけて話をしても、時間はかかるし・・、お金はかかるし・・、じゃなかったですか?


もう、そんな事はやめましょう!!
あなたの会社の「製品サンプル」と一緒に「食の安全通信簿の履歴」を、私のところへ送って下さい。
(もしくは、中間物流業者さんに託して下さい。)
日本全国、同じ「統一基準」ですから、すぐに結論が出てしまいます。


と言うよりも、「食の安全通信簿の全国区のホームページ」に掲載してください。(無料ですから。)
逆に私の方から、あなたにお電話をするかも知れません・・・・。


「インターネットで見ました。 かなり衛生管理のしっかりとした工場で、製品を作っておられる様
ですが、もし私どもが取引をお願いするとすれば、条件はどの様になりますでしょうか・・・・・・・?」
なんて電話がかかって来たとしたら・・・、どうですか、これまでの努力が評価された実感は・・・?


繰り返して書きますが、決して「納入業者いじめ」が目的ではありません。

「正直にコツコツとやっている人たちに、光が当たって、評価してもらえる。」
そんなシステムに育ってくれればと、願っています。

では、次回に・・・。

                文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 14

14回目です。

前回の「費用」に対して、今回は「効果」ですね。
実は、「効果」を大きなものにする為には大事なポイントがあります。 
それは、「受ける側の心構え」です。 「こんな事やるのか、面倒だなー。」と思っている人と、
「このシステムを利用して、欠点や改善点を見つけてやろう。」と思っている人では、「効果」が
表れるまでの時間に大きな差が出ます。

「食の安全通信簿」では、最初に「品質管理・衛生管理の責任者」に聞き取り調査の対応をお願い
して、「インスペクション」を始めるのですが、この時に上手くコミュニケーションが取れれば「効果」
が表れるまでの時間を短縮する事が出来ます。

繰り返しますが、 「満点を取る必要はありません。」

チェックリストに「不可」と付けられるのは、はっきり言ってあまり気分の良いものではありません。
しかし、毎日の作業の「慣れ」の中で、ついうっかりと見過ごされている「異常」を見つける事が、
「第三者の目で見る事のメリット」であると、ご理解下さい。

「食の安全通信簿」の項目には、簡単に改善できる項目もたくさんあります。 設備や施設等の
ハード面ではなく、作業手順の変更や、管理のためのルール作り等、ソフト面での対応で改善が
出来る項目です。 改善項目が決定したら、「ピンポイントの指示」にして現場に伝えます。
その時に「なぜ、こうしなければいけないのか」という理由も伝えて下さい。
また「もっといい方法があるかもしれないから、気付いた点があれば報告して。」も、重要です。

改善を継続させる為には、「現場の当事者に考えさせる事」が一番大きな要素になります。
一つづつ、目標を明確にして取り組んでいくと、次の目標が見えてきます・・・・・。

現場の「意識付け」がこの時点まで来ると、ミーティングや会議の活用の段階になります。
みんなが意見を出しやすい雰囲気が作れれば、参加もしやすくなります。
「良い雰囲気」は明るい職場に拡がり、問題点も一つづつ改善されて、良い方向に向かいます。

「効果」については、こんな流れでしょうか・・。

PS:このあたりの詳細については、「食品衛生コンサルタント」の西村雅宏 氏が、
ご自身のメールマガジンの中で、「食の安全通信簿」について書かれているページがありますので、
ご参照下さい。 → http://www32.ocn.ne.jp/~abcq/mag1-132.html

(西村先生、ありがとうございます。)

次回は「対外的なメリット」についてです・・・・・。

                   文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 13

13回目の書き込みですね。

4日間で、2000件以上のアクセスでして・・・・。 ちょっと、ビックリしています。
「ゆっくりでいいから、じっくりと書いて下さい。」なんていうメールを頂くと、考えてしまいます・・・。
(カウンターの表示、外した方がいいのかな・・・?)← ( これって、どうなんでしょうか・・・?)

で、今回の本題の「費用対効果」の話なんですが・・・・・、
ここで、食品工場の経営者の方に質問です。 
「どんなに立派な設備を作っても、現場で働く人の「意識」の向上がなければ、同じ事。」と思って
いらっしゃると考えますが・・・、どうでしょう・・??  YESですか、NOですか・・・?

答えは、多分 YES ですよね。 最新鋭の設備の工場でも、「意識」が低い人が沢山いれば、
何にもならないのはご存知の通りです。
何年か前に食品事故を起こした「○印乳業」の例を見ても明らかなように、「設備にかけた金額と、
(製品の清潔度や安全性)は比例しない。」ということが、明らかになってきました。

社長が、「俺は、寝てないんだよ!!」って、言っても世間は認めてくれませんでした。
HACCP(ハサップ)の認定工場の権威も、ISO22000 の計画も「何だったんだ!」の声に
かき消されてしまいました。

ISOも、I(いらない)・S(書類が)・O(多くなる)の頭文字ですネ、なんていう言われ方をして、
本当に散々な扱いでした。(これ、頂いたメールからの引用なんですが・・・、ある意味、納得?)
で、本題なんですが、「従業員の食品衛生意識の向上」の為にどれくらいのコスト掛けてますか?

講師を呼んで会社で講習会をやったり、(時給を払いながらの)ミーティングも開催したり、「食品
衛生の講習会」があると聞けば、日当に交通費まで出して、時間までかけて・・・、ですか・・?
で、内容を聞くと「机上の空論」や「理屈」ばかりで、「現実とは程遠い理想論」だったりして・・・・・。

実は、私の知り合いの社長がそんな事を言ってましたので、もしかして他の会社でも同じかなと
思って、聞いてみました。

じゃ、単純計算をしてみましょうか。 工場で働いている人数が(パートの方も含めて)60人
としましょう。 「食の安全通信簿」の「インスペクション」を1回受けると、6万円かかります。

6万円を60で割ると、一人あたりの金額が、1000円になりますよね・・・・・。
3ヶ月に1回にすれば、(年4回で)一人当たりの金額は、月に333円・・・・・。
4ヶ月に1回にすれば、(年3回で)一人当たりの金額は、月に250円・・・・・。
これで、出てくるデーターは、「工場の作業現場の生データー」が出て来ます。
「理屈」でも「机上の空論」でもありません。 ましてや「どこか他の工場の話」ではありません。

「そんなの、数字のマジックじゃないか!!」と、おっしゃいますか?
じゃあ、もっと書いてみますか・・・・。

「作業場の衛生環境の維持」の為に、月々どのくらいの金額を出費されていますか?
月に一回、業者を入れて、「ネズミの駆除対策」「ゴキブリやハエ・昆虫の駆除対策」「床の消毒」
「エアータオル・手指消毒機・補虫器等のメンテナンス」、もしかすると半年に一回は工場を密閉し
ての「ガス燻蒸」まで・・・・・。
年間トータルにすると、決して少なくない金額をお支払いではありませんか・・・・?
しかも、もしかすると数社が入っていたりしませんか・・・・?

「食の安全通信簿 9」に書いてある会社に電話をして、問い合わせてみて下さい。
彼等はプロです。 全部の答えをもっています。
もしかすると、年に数回の「インスペクション」の金額を含めても、トータルの出費が同じくらいで
出来るかも知れません・・・。 (もしかすると、逆に安くなるかも・・・。)

あまり、長くなり過ぎてもいけないので、今回は、このあたりで・・・・。
続きは、次回です・・・。

              文責  沖村  政昌

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食の安全通信簿 12

12回目です。

食品を加工している会社の方や食品会社の営業の方からメールを頂きました。
実際の現場で、働いておられる方の苦悩やジレンマも色々と書き綴ってありましたのでちょっと、
要約を書いておきます。


心を落ち着けて正月にゆっくりと・・・、なんていうのは「夢物語です」
「おせち料理」を扱っている関係で、正月でも自宅で携帯電話を持って「待機状態」、お酒も飲めま
せん。 クレームの電話でもあれば、飛び出さなければいけません。 年明けの数日が過ぎて、
「今年も、何も無かった・・、良かった・・。」と思える頃には、もう仕事に追われている状態で・・・、
これが何年も繰り返されてストレスになっています。 「行楽弁当」や「おせち料理」の時期には、
「憂鬱」になって、ふさぎこんでしまいます・・・・・、という話や、


自分は食品会社の営業なのですが、自社の工場の中に入った時に、(ここは、もう少し整理整頓
をして、作業をして欲しいな。)と思える部分は確かに感じますが、しかし上司には言えませんし、
言っても多分、聞いてくれません。 最近になって、『怖いな』と思ったのは、そんな周りの環境に
「段々と何も感じなくなった自分」に気付いた事です。 (後輩からの指摘でした。)
行政の不祥事などのニュースを見ると「第三者機関の必要性」が言われていますが、食品業界も
必要だと考えています。 「分かっているけど、誰かに言われないと、なかなか出来ない。」のが、
多くの会社の現実ではないでしょうか・・・・、というご意見や、


「カット野菜の加工をしています。 生菌検査の結果が思わしくないので、思い切って(ウン千万の
投資で)水質を改善する設備を導入し、「これなら!」と思える製品に仕上がったので地元の
量販店に商談に行って、ガッカリ。 「価格」の話ばかりで、「品質(清潔度)」の話は、一切ナシ。
運良く、他社からの引き合いで別の取引先が見つかったので助かりましたが・・・・・、
あのまま行ったら、「合成保存料」「防腐剤」「着色料」っていう話だったなあと・・ゾッとします。」
という打ち明け話まで・・・・・・。

「分かっているけど、余裕が持てない」の内情や、「慣れの恐ろしさ」の指摘、「背に腹は代えられ
ない」の心の揺れまで・・・・・、色々と送って頂きました。

で、次回からは具体的な解決の方法を、書いてみようと思います。

まずは、一番お問い合わせの多かった「費用対効果」の話から、始めましょう。
では、次回で・・・・。
                  文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 11

11回目です。

この3日間で、1500件を越えるアクセスを頂きました。 ありがとうございます。
メールでのご意見・ご質問も、色々と頂いておりますので、ちょっとまとめておきます。

「8」に書きました「全国区のホームページ」は、どこで見られるのかという、ご質問ですが、
これは現在、企画中であり、まだ立ち上げてはおりません。 各工場の「衛生状態」のデーターは
各会社に帰属するものですので、各社の了解を頂いた上で、公表する予定です。
会社名や、所在地、電話番号や、製品名まで入ったものになると考えています。
一般の方が、お買い物の際に、参考に出来るもの・・・。
「この工場で作っているのなら大丈夫。」と思って頂けるものを目指しています。

「10」に書きました「ビデオ」についてですが・・・。
「工場長に見てもらいたいのですが、出張中です。 いつまで見れますか?」とのお問い合わせですが・・・。  本当に、ここ数日間の予定です。 お問い合わせのメールに文章で回答するよりも、映像の方が訴求力があるかなと考え、便宜的にWEB上に置いたものです。数日後には、削除の予定です・・・。 ご希望であれば、CDに焼いた物をお渡し出来ますので、メールでお問い合わせ下さい。

「ビデオ」の内容について・・・。  スーパーの品質管理の担当者の方から
「納入業者の工場の衛生状態が知りたいのだが、とりあえず、1回だけ見てもらうのは可能ですか?」とのお問い合わせが、ありました。
「可能です。」と、お答えしておきます。 初回診断のあとで、「目標設定シート」をお送りしておりますので、一定期間をおいて、再度の検証をすることで、「企業の姿勢」の判断材料になるのでは、
と考えております。

食品関係のお仕事に携わっておられる方(コンサルタント?)から、
「全国展開を視野に入れているのであれば、(営業の代行)の仕事があるのではないか?」との
メールを頂きましたが・・・、地域によっては「可能」です。
メールで、お問い合わせ下さい。

上記のお問い合わせについては、ページ左側の「プロフィール」の欄から、メールを頂ければと
思います。 よろしく、お願い致します。

で、今世間を騒がせている「ノロウイルス」の問題に関してですが・・・・・。
「9」に書きました各社にお問い合わせ下さい。
(注)広島市の株式会社ネットサービスは、データー管理の専門会社ですので、ノロウイルスに
ついてのノウハウはありません。 ご注意下さい。

今、気が付いたのですが・・・・・・、カウンターの数字が2000を越えてる・・!!(エッー!!)


・・・・明日は又、メールとの格闘かもしれないので、今日はここまで。

続きは、次回です・・・。

           文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 10

ちょっと早いのですが、10回目。

今日一日で、すでに400件以上のアクセスが、ありまして・・・・・。

詳しい内容についてのお問い合わせのメールを頂いても対応出来ないので、

手抜きワザで恐縮ですが、ビデオをご覧下さい。

 http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo

(期間限定です。 数日後には、削除する予定です。 ご注意下さい。)

文字で説明するよりも、映像の方が分かってもらえそうなので・・・。

(「説明の映像があるのなら、こんな事が出来ますよ。」と教えて頂いた東京の TMさん、

名古屋のKMさん、ありがとうございました。)

メールを頂いた方、「内容説明」の返信の代わりです。 ゴメンナサイ。

本日は、ここまでです。  続きは次回に・・・・。

            文責   沖村  政昌 

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食の安全通信簿 9

9回目ですね。

「縦に長くて文章が読みにくいので、横に広くして欲しい」と、メールを頂きまして、ちょっと表示を
変えたところ、「読みやすくなったので、ちょっと、宣伝しておきました。」との返事で・・・。

なにがなんだか分からないんですが、一晩の間に、700件近いアクセスが、ありました・・・?!
(しかも、青森から、鹿児島まで日本全国から・・・・。 「宣伝」って何だったのか・・・・、謎?)
これって、どうなんでしょうか・・・・??? キツネにつままれたみたいな感じです。
書き始めたばかりのブログで、右も左も分からないのに・・・・・・、まっ、いいか!!

で、今回はシステムのスキーム(枠組み)と、参加して頂いている会社を書いてみます。

まず、株式会社ネットサービス。 広島市の五日市にあります。
http://www.kk-netservice.jp/
ここは、多くの大学・会社のサーバーの管理や、メンテナンスをやっている会社です。
「食の安全通信簿」のサーバーは、NTTのビルの中に入っていて、すごく厳重なセキュリティーで
管理されています。 (お客様のデーターを預かるっていうのは、ここまで大変な事なの?って
思います、ハイ。)

次は、岡山市にある 東洋産業株式会社。
http://www.to-yo-s.co.jp/

食品の製造現場での「インスペクション」の基準を作成して頂いた会社です。
HACCPや、ISO22000の専門家の「梁山泊」みたいな会社です。
何度か伺いましたが、私には専門用語は、チンプンカンプンでした、ハイ。(スミマセン。)

で、北から行きましょうか。

東北の地区を担当して頂いている 協和エムザー株式会社。
http://www.emser.co.jp/
社長の新井さんを先頭に、常務の菅野さん、業務部長の佐藤さんと「バイタリティの固まり」
みたいな会社。 「男の世界」がありました・・・・・・。(3人ともチョイ悪オヤジです、実は・・・・ハイ。)

関東・信越・北部・中部といってみますか・・・。

まず、株式会社フジ環境サービス。 愛知県の岩倉市にある会社です。
http://www.fujikankyo.co.jp/
櫻井社長と、お話をしていると、元気になる「不思議な会社!!」
んー。 安藤さんや、瀬野尾さん、山本課長や入江さん、技術の後藤さんまで含めてお世話になっています。(頑張りましょうね!!)

ここの会社で面白いのは、これです・・・・。
http://www.fujikankyo.co.jp/syokunoanzen/index.html
 (ちょっと、重かったら、ゴメン!!)
お客様に配っているCDなんですが、手抜きというか、なんと言うか・・・・・。(上手いなあ!!)

次は、セントラルトリニティ株式会社です。 名古屋の守山区です。
http://www.centtri.co.jp/
テレビに取り上げられたりして、話題には事欠かない会社。
白木谷(シロキヤと読みます)社長の朴訥さには、敬服。 一言もありません・・・。
で、曽我さん、森岡さん、大橋さん、浅野さん、佐々木さんにもお世話になってます。

で、東洋産業株式会社の「関東支社」。

http://www.to-yo-s.co.jp/plofile.htm
代表取締役 会長の 須田 正己さんがおられます。
日本のペスト・コントロールを語る時にはこの人を外しては・・・、みたいな人です・・・・・、
多分、「水戸黄門」は、こんな感じの人かと・・・・・・・・???

最後に、山口県・九州担当の 西部化成株式会社。
http://www.seibukasei.co.jp/
伊藤社長、山本相談役、長岡・城戸両部長にお世話になっております。
(「静かな闘志」を感じる会社、で充分に分かって頂けるかと・・・。)

あれ、ここまで書いて、気が付きましたが、カウンターが、1200近くまで上がってます・・・。
これって、何なのでしょう?? (不気味・・??)

応援をして頂くのは嬉しいのですが、メールで問い合わせを頂いても返事が遅れそう・・・。
「ノロウイルス」関係のお問い合わせは、上記の会社に、お願いします・・・。

こりゃあ、時期が悪かったかな・・・・??

続きは、次回です・・・・。

                 文責   沖村  政昌

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食の安全通信簿 8

8回目です。

ここで1回、CMタイムを・・・・。
「食の安全通信簿」のページはこちらです。
↓↓↓↓↓
 http://www.sfood.jp/
(全部のページを見るためのカタログ・コードは pmXSfFTB です。)

このシステムは、食品の製造環境を「衛生」という面で評価をするものです。
まず、85項目のチェックリストを元に、食品工場の管理者の方に衛生管理に関する情報を「聞くこと」、製造環境の状態や過去の記録を「見ること」、及びATPによる洗浄度の数値的評価を行ないます。
このチェックリストは、厚生労働省がまとめた「衛生規範」を元に、様々な食品工場が過去に改善してきたことを加え、作成したものです。
チェックリストは1000点満点で評価する内容になっていますが、ここでちょっとご注意!!

「満点を取る必要はありません。」

まず「現場の現状を認識」して頂くのが、スタートです。
1回目のインスペクション(現状の調査)の報告書と共に、「目標設定シート」が送られます。
「改善の提案」が記入されていますので、よくご覧下さい。
「費用をかけずに、すぐにでも出来る事」「時間をかければ出来る事」「時間も費用もかけなければ出来ない事」等、色々な項目があると思います。

一つづつ、出来る所から取り組んで下さい。
作業現場の人たちに、全部を見せるのも良い方法かもしれません。
「感情」や「言葉」の管理ではありませんから、「もっと、がんばって」とか「注意して作業して」ではなく、「ここの数字を、このレベルまでもっていきたいから、いい提案があったら、報告して」になってくると思います。
現場の人たちから出た「改善提案」は次のインスペクションの時に検証し、独自のノウハウやマニュアルとして取り込んで下さい。 
それは「理屈」や「机上の空論」ではなく、「現場の生の声」ですから「会社の財産」になります。

何回か繰り返すと点数も上がってきます。
「かなり改善されたし、ずいぶんとレベルも上がってきたな。」とおもわれたら、ご連絡下さい。

「食の安全通信簿」の全国区のホームページ(現在、企画中です)に掲載をさせて頂きます。
ホームページがあれば、リンクを張ってみるのも、面白いかもしれません。

独自の商品をお持ちであれば、全国から問い合わせが入る可能性がありますから・・・・。
「正直にコツコツとやっている人たちに、光が当たって、評価してもらえる。」
そんな、システムになってくれればと、思っています。
では、次回に・・・・。

               文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 7

なんやかやと、7回目です。

「食の安全通信簿」を導入してメリットのある業種について・・・・・。

基本的には、食品の「製造」「加工」「販売」をしている場所は総てメリットが出せます。

スーパー・デパート・コンビニ・レストランチェーン・ホテル・旅館等では・・・・、

お客様(生活者)に対して、「きちんと管理された清潔な環境で製造・加工された商品であり、私どもでは、直接に口に入る『食品』に対してここまで心配りをしています。」という、アピールが出来ます。

通信販売で「食品」を販売している会社では・・・・、

基本的には上記と同じですが、商品がお客様の手元に届いた時点での「異物混入」等の食品事故に対する「クレーム」の発生の抑止効果が期待出来ます。

製造者が遠隔地の為、なかなか「製造現場の実態」が把握出来にくい業種ですが、「言葉や感覚」ではなく、「数値による管理」なので、「現場の改善状況」を定期的に把握する事が可能です。

学校給食や社員食堂の運営会社では・・・・、

上記とほぼ同じです。 学校給食や、社員食堂での食中毒なんていうのは「悪夢」以外の何ものでもありません。 でも、「可能性」はゼロではない訳で・・・・。

病院・特養(特別養護施設)・老人ホーム等では・・・・、

ある意味、一番に導入を検討して頂きたい業種です。 抵抗力の弱い人達の集団な訳ですから・・・・・・。

これも考えたくないけれど・・・・、「可能性」ゼロでは無いですよね。

と、どこまで書いても終わりそうにないので、続きは次回です。

             文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 6

と、いうことで6回目です。

今回は、食品の製造・加工工場が「食の安全通信簿」を導入するメリットについて・・・・・。

第一は、働いている人に対して、具体的なピンポイントの指示が出来るようになります。

例えば、食中毒の心配な夏の時期や、おせち料理で忙しくなる年末の時期には、「何に対して、どの様に注意すればいいのか、その為には具体的に何をするべきなのかを具体的に伝える事が出来ます。

「前回と前々回の評価では、手指の汚染度のポイントが上がり気味になっているので、今日からは、次の作業に移る前に、必ず念入りな手洗いをするように心掛けて下さい。」とか「作業が終了した後の調理台の汚染度が気になるので、作業後の殺菌と消毒は、これまでよりも時間をかけて行ってください。」という様な「具体的な」指示が出来る様になります。

「衛生には、充分に気を付けて作業して下さい。」は日本語としては間違っていませんが「具体的な指示」ではありませんよね・・・・・。

第二には、「作業をしている人の意識改革」の点が、挙げられます。言葉や感覚による管理ではなく、数値での目標管理ですから、自分がやっている作業のひとつひとつに、注意が向けられる様になります。そして、これは副次的な効果ですが、「従業員からの改善提案」が、出て来る様になります。

「作業の手順書には、こんな風に書いてあるけれども、この手順と、この手順を入れ替えた方が、調理台の汚れが少なくて済むのではないか?」とか「この作業は、あちらの調理台でやれば、片付けの時間が効率的だし、汚れも広がらないから、いいのではないか?」といった提案が出てくればしめたものです。その改善策を、次回の定期チェックで検証して、自社の新しいマニュアルやノウハウとして取り込んで下さい。

ここで出て来た「改善提案」は、「理屈」や「机上の空論」ではなく、「現場での生の声」ですから。

第三には、「設備投資」の効率的な運用の指針として、使う事が出来ます。

これは実例ですが、「工場の床の掃除に、毎日多くの時間がかかって困る。」と言われていた工場で、排水溝の蓋を形状の違うものに変えて、従業員に貸与していた上履きを「底の材質」の違うものにしただけで、「掃除に掛かる時間が3分の1になった。」というのもあります。

「何処に汚れの原因があるのか? どういうものに変えればいいのか?(費用対効果を考えた時に)何処に一番最初にお金を掛けるのが最も効果的か?」は、経営者の方にとっては大きな課題だと思います。

「設備投資」のシミュレーションモデルとしての活用も、視野に入れて下さい。

そして何より大きいのは外部に対して告知が出来る点でしょう。「うちの工場では、他社に先駆けてこのようなシステムを取り入れ、生活者の皆様に「安心で安全な食品」をお届け出来る様に努力をしております。」というアピールが可能です。

で、続きは次回に・・・・・・・・。

                      文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 5

で、5回目ですね。

前回の続きから・・。 私の会社の製品で「食中毒事故」が起こった場合を書きました。
で、「原因」を調べてみると、例えば半加工品として仕入れた「ヒジキの煮物の調理済パック」の中に入っていた「髪の毛」が原因だった・・・、何ていう事が分かる訳です。


さらに詳しく調べると、その工場では、「食品衛生管理の責任者」が数ヶ月前に退職して、パートの従業員さんが主な戦力になって日々の作業をこなしていた事や、「食品の衛生」に関する指導が数ヶ月の間、行われていなかった・・・、何ていう事も分かりました。

でも、総ては「後の祭り」ですよね。 新聞やTVに名前が出たのは私の会社ですし、実際に売り上げも下がってしまいました。 これまで、納品させてもらっていたスーパーからも、「取引停止」だけでは済まず、「損害賠償」の声も聞こえてきます・・・・・。

ちょっと、リアルに書き過ぎたので、閑話休題・・・。

さて、ここで問題なのですが・・。

私はどこで間違えたのでしょうか・・・?
「半加工の商品」を仕入れる時に、色々な要素を考えて仕入先を決めました。 
でも、その仕入先の工場を私が実際に見に行った訳ではありません。もし実際に見に行っていたら、購入しなかったかもしれません・・・。

実は「食の安全通信簿」のシステムはここの部分の問題をクリアする事が出来ます。
全国の食品工場に、定期的に「インスペクター」が訪問して決められた項目をチェックしインターネット経由でそのデーターを送信し、改善提案を行うものです。

一定レベル以上の点数が出れば、(管理がされている工場という事で)ホームページで掲載しますので、いわゆる「正直にコツコツとやっている食品工場」であれば、全国から取引のオファーの可能性も出てきます。

 

実際に、そんな例もあるのですが・・、それは次回以降で・・。

              文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 4

で、4回目です。

3回目の続きを書いて行こうと思います。
仮に私が「お弁当の製造会社」を経営しているとして、「お弁当の中身を全部、自社で製造しようと」考えたら、大変ですよね。 メニューが「マーボ豆腐」だったら、まず大豆を買ってきて、豆腐から作らなきゃいけないし、「焼きソバ」だったら、麺を打つところから始めないと出来ない訳で・・・・。 こんな事はしませんよね。

で、「半加工の材料」を仕入れて「調理・加工」をする事になるんですが・・・・・、あなたが私の立場だったら、どんな判断基準で材料を選びますか?

要素は色々に考えられますよね。 ちょっと書いてみると・・・。
「鮮度」「味」「価格」「賞味期限」「品質」「添加物・防腐剤の有無」・・・・、等ですよね。実際はもっと沢山の要素がありますので、結構、迷うと思います。

で、材料が決まり、弁当の製造になる訳ですが・・・。 実はここが問題!!

製造された「お弁当」は、私の会社の製品として市場に出荷されます。もしも、「食中毒事故」が発生した場合、新聞やTVで、名前が出るのは私の会社ですよね。 で、営業停止になって、工場に立ち入り検査があって・・・・、結局、売り上げの低下と、信用の失墜が重なり、終には「不買運動」で「倒産」なんて事になる・・・・・。

ところが、よく調べてみたら、実は「半加工の材料」に問題があって、「材料の段階」から「食するに適さない商品だった。」なんていう場合もあるんです・・・・。

一旦、「事故」が起こると、「第一次加工業者」・「第二次加工業者」・「最終加工業者」の、責任のなすり合いになる「泥試合」の始まりになる訳でして・・・。

で、「食の安全通信簿」の有効性の話になるんですが。

続きは、次回です・・・・。

               文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 3

というわけで3回目です。

食品の業界における「営業許可証」と「保健所」の責任範囲について・・・・。

これって、例えてみれば「運転免許証」と「警察」の関係みたいなもので・・・、

例えば、あなたが車を運転中に、誰かに車をぶつけられたとします。あなたは、車から飛び降り、相手のドライバーを警察に連れて行って警察に文句を言います。「どうして、こんなやつに免許証を交付したんだ!!警察で責任取ってくれ!!」

なーんていうのは、無いですよね。

保健所も同じなんですよ。

「営業許可証」を出しているからといって、その工場で製造している製品の「清潔度」や「品質」を保証している訳ではありません。 「食品を製造・加工する為の最低限の設備は揃えてあります。」くらいの感じですね。

では実際の工場での「衛生管理」はどうなっているかというと、個々の事業者に任されている訳で・・・、それでみんな色々と苦労をしているんですね。 お金をかけて、時間をかけて、人手もかけて・・・。(これ、本当に大変なんですヨ、ハイ。)

で、自社の工場はなんとか大丈夫というレベルになっても、まだまだ安心はできません。

どうしてかと言うと、「製品の総てを、1から10まで自社生産」している訳ではなく、実は「仕入れた半加工品との組み合わせ」で製品が出来ている場合があるからです。

で、なにが心配かというと、「清潔度」や「品質」が、問題になってくる訳で・・・・。

続きは、次回で・・・・・。   

                文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 2

「食の安全通信簿」の2回目です。(実質、初回かな?)

皆さんは、スーパーやコンビニで、弁当や惣菜を買う時に「これって、どんな工場で作られてるの?」って考えた事はないでしょうか?

これまで、衛生状態の管理は自主的に行われてきましたが、それを「第三者の目」でチェックしようという試みが「食の安全通信簿」です。

その前に。 お弁当工場やお惣菜の工場の、社会的名誉の為に一言。

新聞やTVで「食中毒」のニュースが出て、「○○会社の仕出し弁当で食中毒」なんて言う記事が出ますよね。

これって、全部がお弁当工場の責任だっていう風に考えてませんか・・?

うーん、ちょっと違うんですよ。 

お弁当の工場に、「原材料を納入」されている業者さんもあるんです。

変な話ですが、原材料の搬入段階から汚染されてたら、もう、どうしようもない訳で・・。(言い訳に聞こえたら、ゴメンナサイ。)

「そんな、基本的なチェックもしていないのか!!」という声も在りそうですが、

ハイ。  実は・・・・・、ここから先は、業界の方に聞いて下さい。

HACCP(「ハサップ」と読みます。)の認証工場だった、雪○乳業の例を見ても、「エッー、!!!」ていう話じゃなかったですか・・・。

「昨日まで事故が無かった」というのと「明日からも事故が無いはず・・。」との間には何の関係も無いはず(論理的には)なんですが、どうなんでしょうか・・・?

と・・・・、そんな疑問を持ったので、このシステムを考えました。

次回は、もうちょっと、詳しく・・・・・。(ハイ、ハイ・・・!!)

                 文責  沖村 政昌

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食の安全通信簿 1

「食の安全通信簿」について色々と書いてみようかなと思っています。

食品業界では、日本で初めての概念なので、少し補足してみようと・・・。

一言で表現すると「食品の安全情報のトレーサビリティ・システム」です。

広島県の「中小企業経営革新支援計画」で「新しい役務の提供」の承認を受けました。

アッ、ちなみにこちらです。

http://www.sfood.jp/ 

(ページを見るためのカタログ・コードは pmXSfFTB です。)

企画・立案をした「生みの親」の責任があるので、意図するところを的確に伝える為に

少し噛み砕いて書いてみます。

食品業界に携わっておられる方、よろしくお願いします。

                                  文責  沖村 政昌

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