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食の安全通信簿 36

36回目です。

色々な方面から「圧力」みたいな話も・・・・。(ウーン、ブログは更新させて下さいヨ・・・・・。)

考え方は理解出来るんですよ、ハイ。
A量販店が、ひそかに企画している「食品の安全度告知」のノウハウを、まだ取り組んでいない
B量販店に教えてやるようなものだ、という批判は・・・・・。
でもこの取り組みは、「食品業界全体のレベルアップ」に貢献出来る仕組みだと考えています。
決して特定の会社だけを応援しているものではありません。

先日、「食品の裏側」の著者、安部 司さんの講演会におじゃまする機会がありまして・・・・、
開演の前に少しお話を伺ったのですが、いわゆる「せっかく寝ている子を、起こさないで欲しい」
みたいなニュアンスは僕の耳にも入って来ますよとの事でした。

「食品業界」の「情報公開」はもう少し進めるべきだと思います。 色々な意味で・・・。

で、システムに興味を持たれた業界の方からいくつかのお問い合わせを頂いたのですが・・・。
同じような内容のお問い合わせが、いくつかありましたので、ブログでお答えしておきます。

①「インスペクター」と「現場の責任者」との間で、いわゆる「馴れ合い」が起こる可能性がある
 のではないか、とのご質問ですが・・・。

*3~4ヶ月毎に「インスペクター」が訪問して「製造現場の衛生管理の状態」をチェックしますが、
 毎回、同じ人間が訪問するとは限りません。 
 1回目はAさん、2回目はBさん、3回目はCさん、4回目にまたAさんというように、前回とは
 別の担当者が訪問する仕組みです。

(ここから先は、ちょっとノウハウなので詳細は書けませんが、チェックシートの詳細項目の中に、
 「前回のインスペクターの評価チェックに使用出来る項目」が、いくつか含まれています。
仮に、「不当に低い・あるいは高い」評価が与えられると、「インスペクター自身の評価」が下がる
システムになっています。 どの「インスペクター」が訪問しても、ほぼ同じ評価が出来る様に、
考えられている訳です。)

②「工場の、実際の作業時間に合わせての抜き打ち検査が、本当に可能なのか?」とのご質問
 ですが・・・・。

*結論から書きますと、充分に可能ですし、その様に行なわれています。
 業種によっては「早朝作業」や「夜間作業」が主体になっている工場がありますね。
 これは、初回の工場訪問の際の「ヒアリング」(聞き取り調査)で、把握出来ます。
 工場の稼動時間や、責任者のスケジュール、その他の必要要件をまず聞き取ります。
 同時に10日後くらいまでの予定を確認しておく訳です。
 2回目以降も同様ですね・・・・。 
 「抜き打ち検査」といっても、突然にドアを開けて、ズカズカと入って行く訳ではありません。
 電話やFAXで、一定期間(1週間~10日)後のスケジュールを確認して、「多分、そのあたりで
 訪問させて頂く事になると思います。」みたいなやりとりになります。 日時は明示しません。
 
 (例外的に、経営者の方からの依頼で「とにかく、誰にも言わずに、黙って来て欲しい。」と
 要望されるケースもある様ですが・・、ここまで来るには、最低でも1年以上かかっています。
 信頼関係が出来てからでないと、単なる「不審者」(笑)ですから・・・・。)

 あといくつか、ご質問の答えを書きたいのですが、長くなりそうなので・・・・、

 続きは、次回です。

             文責   沖村 政昌

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食の安全通信簿 35

35回目。 前回の続きを書いておきましょう。

スーパーの側からの「生活者に対しての告知」の件でした。
ところが・・・・、
実に見事に「その件に関してはもう少し伏せておいて下さい。」のメールがスーパーの担当者
から届きましたネ・・・、(ヤレヤレ・・・)。

これだけ気を使って、「固有名詞」を避けて書いているんですから、少しは書かせて欲しいんですが・・・・・・・・。

ま、「関東地方のスーパー」という事で、3回前から続いて書いているので・・・。
いいかな、ちょっと ヒント くらいは・・・。

スーパーの側からの「告知戦略」は色々な形で、出していく事が可能です。
「シール」 「チラシ」 「店内POP」 「ホームページ」 等々ですね。

「この製品は、数ヶ月毎に「第三者機関」が「衛生管理の状態」を検査し、「良好」と認定された
製造工場で製造されたものです。 安心してお買い求め下さい。」

みたいな感じの文章になるでしょうね・・・・・。
また、

「この製品を製造した工場の「衛生管理の状態」は、弊社のホームページから、ご覧頂く事が
出来ます。」

みたいな告知も可能になります。
(実は、もう少し進んだ「告知の方法」を企画しておられる量販店もあるのですが、これ以上は
 書けないので、このあたりで止めておきます・・・、残念ですが・・・。)

どちらにせよ、以前に書いた 「3つのキーワード」 の組み合わせになっていますネ。

キーワードは ①「情報の公開」②「トレーサビリティ」③「第三者の視点」 です。

特に、最初の「情報の公開」に関してはこれからの動きとして非常に注目される分野だと考えています。
今回も、某洋菓子メーカーの工場の生産再開にあたって、コンビニエンスストアの大手1社が、
独自の立ち入り検査を行なう方針を発表していました。

これまで、日本の食品業界の中で「メーカーの製造現場」は、全くの「ブラックボックス」であり、
「販売店の担当者」でさえも、「一度も見た事がない」という部分がありました。
今回の発表は、「販売者責任」という視点から、メーカーに対して「情報の公開」を求めた姿勢と
言えますし、「メーカーの製造現場まで立ち入り検査をして、自分たちが納得した上でしか、お客様
には、商品を販売しません。」という企業姿勢は「究極の販売者責任」として評価されてしかるべき
であろうと思います。

最後にもう一度、「TVニュースの映像」を挙げておきますので、ご覧下さい。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo

続きは次回です・・・・。

         文責   沖村 政昌

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