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食の安全通信簿 32

32回目です。

今回は、「世間からの批判」と、それに対する「対抗手段」について書いておきます。
「危機管理の方法」と言い換えてもいいかも、知れません。

今回の「食品関連業界の一連の不祥事」に対して、「世間からの批判が集中した会社」と、
「批判は受けたがすぐに沈静化した会社」の二種類がありました。
この違いは、どこにあったのか、という話です・・・・・・。

いわゆる、「世間の視点」 「世間の判断基準」はどこにあったのでしょう・・・・・?

ちょっとひねくれた見方ですが、「仮説」を立てて検証してみましょう。

仮説①
「世間の多くの人は、「全力を尽くした上での失敗」や、「ベストを尽くしている事が明白な状況
にもかかわらず、事故が起こってしまった場合」に対しては、強い批判はしない。」

仮説②
「上記の条件を満たしている場合には、逆に擁護する側に立つ事を望む。」

とりあえずの「仮説」ですが、いかがでしょうか・・・?
この「仮説のモノサシ」で、今回の色々な会社の事例を測ってみると、何となく見えて来るものが、
ありませんか・・・?
とは言うものの、現在進行形の事例については、具体的な社名を書く訳にはいきません。

それでは、「過去の事例」を、このモノサシで測って、検証してみましょうか。
「○印乳業」の場合は、このモノサシでは、「NG」ですね。
とても「全力を尽くして・・・・。」なんていう状況では無かったと思えます。
で、結果として「世間の批判」が集中し、舞台に立ち続ける事が、出来ませんでした。

逆に、「グ○コ・森○事件」の場合は、「仮説②」が顕著になったケースでした。
全国のスーパー・コンビニの棚から商品が撤去され、「売り上げ」は激減。
「もうダメか。」と思われましたが、「世間」は擁護に回りました。

「1200円分」の商品をビニール袋に詰め、「1000円パック」と称して、社員が街頭に立ち、
「ご迷惑をかけておりますが、私たちはベストを尽くしています。 不正やゴマカシはありません。
私たちの製品を買って下さい。」と呼びかけました。
結果は、ご存知の通りです・・・・・。

「温故知新」という言葉がありますが、
過去の事例から何を学び、それに対してどんな行動をしたかを、「世間」は見ています。

で、あなたの会社はいかがでしょうか・・・・・・・。

キーワードは ①「情報の公開」②「トレーサビリティ」③「第三者の視点」 の3つです。

「食の安全通信簿」は、お手伝いが出来ると考えております。

続きは、次回です。

               文責   沖村 政昌

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コメント

自分のサイトに関連する情報を検索していて、こちらのサイトを発見しました。

さて私は、「リコールナビ( http://recall-navi.com/ )」というサイトを運営しておりまして、自分のサイトが「食の安全性」「アレルギー対策」に有効なのではないかと思い、色々と調べているところです。

「食の安全通信簿」さんが、こちらで書かれていることに関しては、まったくその通りだと思いますし、「第三者機関」というものを、実際に運営されていることも、すばらしい事だと感じました。

食品に限らず、色々な不具合の情報は、広く早く周知すべきだと考えており、その仕組みも早く構築する必要があると考えております。

公的機関も「告知すべし」と言うだけではなく、確実な周知方法の構築も、急いで欲しいと思います。

投稿: TK | 2007年2月19日 (月) 18時36分

「食の安全」という言葉が空々しく感じる今日この頃です。
苫小牧のミートホープ社の次から次へとでてくる悪の手口は、「食品製造業悪のデパート」とでも言うようなおどろおどろしいことの連続で、唖然としてもはや「笑うしかない」状態です。

解雇説明会に集まった従業員のなかには「もう食品業界では働きたくない」と言っている方もいました。

「安いものばかりを買う消費者も悪い」とは田中社長の弁。賢い消費者にならなければ・・・・。

投稿: プチリンコ | 2007年6月30日 (土) 10時06分

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