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食の安全通信簿 25

25回目です。

色々なご意見を頂きまして、ありがとうございます。
時期が時期だけに、様々なお考えの方がおられるものだと、痛感しております・・・・。

いくつか、同じ様な内容のお問い合わせやご意見を頂いているものがありますので、ここで、
ちょっと、書き込ませて頂きます。

「食の安全通信簿」のシステムは、いわゆる「農場から、食卓まで」の一連の流れの中で、
(「狭義のフードチェーン」という呼び方が、適切かも知れません。)
それぞれの段階に係わる会社が、「川上の安全情報」を共有して、切磋琢磨をする事で、
最終的に「商品の安全性」を高め、それを生活者にアピールして行こう、という試みです。

ちょっと乱暴な例ですが「伝達ゲーム」を思い出して下さい。
「フードチェーン」の川上から川下までA.B.C.D.Eの5人が並んで立っているとします。
Aは原材料の生産者、BとCは加工業者、Dは販売者、最後のEが、あなた(生活者)です。

Aから順にB・Cと商品が流れ、Dの棚に並び、Eのあなたが、それを購入するイメージです。

で、ちょっと仮に点数を付けてみましょう。 AからDまでが100点だった場合には、あなたの
購入した商品は「100点満点の商品」という事になりますよね。

ではここで質問です。
仮にCが30点だった場合に、あなたの手にした商品は何点になるでしょうか・・・・・・・・・?

今、ニュースで取り上げられて、世間を騒がせているのは、この部分だと考えています・・・。
AからDまでの「情報の開示」が全くなされていない中で、Eのあなたが選択をしている訳です。

で、こんな風に書くと、反論がくるんですよね、ドッとね・・・。(笑)
「賞味期限や消費期限を見て使用しているから・・・。」とか、「うちの会社は、HACCPの認証も
取っているし、ISO22000のマネージメントシステムも採用しているから・・・・・。」とかね。

誤解をしないで下さいね・・・・・・。 
「食の安全通信簿」は、HACCPや、ISO22000を否定している訳ではありません。

これまで認められていたものや、信頼をされていたものでは、対応が出来ないケースが出て
来始めている・・・・、しかも「マンションの耐震偽装」のようなケースとは全く違って、
「直接に、人間の口に入るもの」を製造・加工している会社に対して、生活者のサイドから、
「・・?」、「・・・?」、「・・・・?」と、疑問符が少しづつですが、増えているのではないですかと、
申し上げているんです。

逆の言い方をすれば、「ニーズもチャンスもありますよ。」と、お伝えしているんですが・・・・・。

何年か前から、こんなのがありますよね・・・・・「生産者の顔が見える野菜」
スーパーの野菜のコーナーに行くと、「○○村の××さんの畑で作られた野菜。」って書いて、
写真まで掛けてあって。(大体は、畑をバックに、麦藁帽子をかぶった、日に焼けたオジサンが、
嬉しそうに手を振っている写真)(笑) 見られた事ありますよね・・・。

今でこそ、当たり前の光景になって、どこの売り場でも見られる様になりましたが・・・・・。
あれを、最初に思いついて実行した会社は、すごいと思います。
1枚のPOPと、1枚の写真だけで、「だから、安心して買ってくださいネ。」と、商品自体が
訴えかけて来る仕組みですから・・・。

「食の安全通信簿」のシステムの底流に流れているのも、同じ考え方なんですが・・・・・・。

続きは、次回です・・・・・。

                文責   沖村 政昌

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